母が亡くなり、「家族葬」で送り出しました。
父の時も家族葬でしたが、お通夜と告別式をして、親族は斎場で1晩泊まりました。
今回、母の葬儀は本当に親族だけで行い、お通夜を省略した「1日葬」でした。
映画「老後の資金がありません」でもやっていましたが、亡くなってからバタバタと決めなくてはならない葬儀、慣れているわけもなく(一生のうちにそう何度もやることもないので)、業者さんの提示されたとおりに「ではこのプランで」と決めていきます。
業者さんは3つほどのプランを出し、「皆さん、真ん中のこのプランあたりを選ばれています。」と紹介するもんですから、「では真ん中のプランで」と納得してしまいます。
しかし、私は強気に1番安いプランを選択しました。
料理は下から2番目のプラン。
ラストメイク(湯灌を含む)とおくり衣装をオプションでつけました。
お花は必要最低限で。
母は生前「お仏壇に菊の花を飾られるより、生きているうちにきれいな花を愛でたい。」と言ってましたから。
- 基本プラン 520,000円(火葬料金含む)
- マイクロバス 40,000円(葬儀場と火葬場の往復)
- 湯灌とメイク 90,000円
- 保管・安置料金 90,000円
- おくり衣装 25,000円
- 生花 20,000円
- 食事代 64,000円
- 式場使用料 90,000円
そこから、割引きなどありまして。
以上に消費税がプラスされて、合計950,400円でした。
これ以外に、飲み物代(ビール🍺やウーロン茶など)と食事室5,000円を別途現金で支払いました。
で、お坊さんへのお布施を200,000円、お車代を10,000円包みました。
1番安いプランを…と選んだつもりでも、そこそこお金かかりますね。
費用はともかく、1日葬にしたおかげで、私の疲労は最低限ですみました。
お通夜から泊まり込み、葬式…というのは、遺族がクタクタになってしまいます。
私は母の介護を精一杯やったし、母を最期まで幸せに逝かせることができたのだという自負がありました。
その自信で、「お葬式は高くなくてもいい。」とプライドかなぐり捨てて安いプランを選択することができました。