母が、ハナさんと遊ぼうと、おもちゃをぶらさげています。
「このおもちゃ、動きわるいな~」
母は素早く動かすことができなくて、ハナさんもおもちゃに興味は示すものの退屈そう(笑)
「つまんないわ。」
しかし、その動きの悪いおもちゃに、ハナさんは勝手に喰いついた(笑)
おもちゃと遊ぶハナさんの姿に、母が大喜びです。
連日、雪の被害の様子をニュースで報道しています。
母はそれを見ながら「大変よね。」と言いながらも、心の中でたぶん雪国を下に見ている。
母のそうゆうところ、私は昔から嫌いでした。
名古屋で生まれ育った母ですが、自分だって、何十年も北陸で暮らしていたのに。
それでも金沢の映像がテレビで流れると、懐かしそうに「ここ、行ったことあるわ。」と頷きます。
福井でも暮らしていたのですが、暮らしていたことは覚えているのに、福井がどんな地であったかというのは、すっかり忘れているようです。
雪の被害が大きくなりませんように。
北陸の雪も東北の雪も、北海道の雪より重くて、除雪は大変だと思います。
北陸に住んでいた頃、「雪は大っ嫌い」と言っていた母ですが、わりと除雪が嫌いじゃなくてマメにやってたのを私は知っている。それも楽しんで(笑)
雪国の高齢者アルアルですが、雪がちょっとでも降ると、「生きてる雪センサー」のように外へ飛び出て、除雪するんですよね。
まるで隣近所と競争するかのように、きれいに除雪するのが毎日の生きがいだったみたいです。
私は、生まれた場所も育った場所も1番長く暮らした場所も今暮らしている場所も、みんな好きだよ。
そして、そんな自分の人生が嫌いじゃない。