『麒麟がくる』第14回「聖徳寺の会見」の視聴率は15.4%。
数字が安定してきました。
外出自粛も関係しているせいもあるかもしれません。
我が家は日曜日夜8時といえば、NHKBSプレミアムで母が「新・BS日本のうた」を楽しんでいる時間ですから、視聴率に貢献できず申し訳ないです(-_-;)
目次
『麒麟がくる』第14回「聖徳寺の会見」あらすじ
斎藤道三と織田信長は聖徳寺で会見し、意気投合!駿河では駒が菊丸や藤吉郎と再会。道三の息子高政は父への不満をあらわにし、その板挟みとなった深芳野は川で息絶える。
道三と信長の会見
あまりに有名な道三と信長の初顔合わせ。
『信長公記』の描写は万事信長に都合よく書かれていますから、真偽のほどは定かではありませんが、斎藤道三は若干20歳の信長の非凡さを見抜きました。
「されば無念なる事に候、わが子供、たわけが門外に馬をつなぐべき事、案の内にて候」
たわけとよばれる信長に、残念ながらわが子たちはやがて屈服されることになるであろう
「我らも変わらねば。そう思われませんか。」という染谷信長に、道三だけでなく私を含むたくさんの視聴者が心奪われたと思います。
すばらしいよ、染谷将太さん!
番組開始15分でMVP決定だね!
菊丸VS藤吉郎、駒をめぐって恋のライバル?
駒は駿河の町で菊丸と再会します。
味噌を売っていたはずの菊丸。
駿河では菊丸は薬草を売っています。 駒との再会に菊丸は嬉しそうです。
でもそこへ現れたのは藤吉郎。そう、後の豊臣秀吉です。
藤吉郎は商売をしていたのですが、所場代を払わないというので、殴られてたところです。
あれ、藤吉郎くん!
こんなところで商いしちゃって、遠江の松下さん宅で奉公するんじゃないの?
でも『徒然草』は読めるようになったんだね。
藤吉郎くんは草履を売る商売をしていたようです。
この数年後、藤吉郎は信長の草履を懐で温めて出世するのですが。
その伏線ですね。
そういえば斎藤道三もその昔、油売りをしていたという噂もありますね。
道三の出生も謎が多く、土岐家の家臣に生まれたという説もありますが、法華僧から油屋、油屋から美濃の国盗りというのがもっともポピュラーなものです。
藤吉郎くんと駒が仲良さそうで、菊丸がやきもきしています。
まさかとは思いますが、後に駒が秀吉の側室になる可能性はあるでしょうか。
それとも信長の側室?
そこでまた光秀と駒が関わってくるというのも物語としておもしろそうです。
明智光秀は医術の心得があったという説もありますから、駒が薬草の知識などを教えたのかもしれませんね。
深芳野という女性
斎藤高政(義龍)の母、深芳野は生没年は不詳です。
存在すら、架空の人物であったのではないかという説があるほど。
美濃国一の美女であったとも、身長は187cmもあったとも。
土岐頼芸の愛妾から斎藤道三の側室になったことはまちがいないのですが、その出生はいくつか説があります。
稲葉一鉄の姉であるとか、京極家の出であるとか。
『麒麟がくる』では、深芳野は深い悲しみの中、川で亡くなりました。
斎藤道三の悲しみは、「蝮」のもう一面を見させられたような人間臭い、そして深芳野への深い愛情を感じられました。
息子である高政(義龍)はここからなおのこと父である斎藤道三への憎悪をつのらせるのでしょう。
斎藤道三演じるもっくんの影に隠れてしまいそうな斎藤義龍こと伊藤英明さんですが、今回私は伊藤英明さんにMVPをあげたいです。ごめんね染谷将太さん。
信長との会見から3年後の弘治2(1556)年、斎藤道三と斎藤義龍は長良川で戦うことになります。
誰が言い始めたのか「戦国の三
物語がすでに1/4は終了しているかと思われますが、斎藤道三がドラマからいなくなった後、松永久秀演じる吉田鋼太郎さんが暴れだしそうです。
でもドラマの収録大丈夫なのかなぁ。