ベリー (id:berry-no-kurashi)さんの『シンプル丁寧に暮らす』を購入し、読ませていただきました。
期待した以上に素敵な本でした。
ベリーさんの素敵な暮らしはいつも読ませていただいているブログで十分わかっているのですが、この本でベリーさんの謙虚でおごらないお人柄が伝わる気がいたしました。
ベリーさんをすごいなと思うのは、4人のお子様を育てていらっしゃるワーキングマザーでありながら、決して肩ひじはらずにシンプルに暮らしていらっしゃること。
バスタオルやバスマットを使わない、ミニマリストなのに缶詰や乾麺のストックは大量に、菜箸4組に計量スプーン大小3組、同じハサミ3個・・・と必要な物は複数持つ。
何が必要で何が不必要なのかの決断が潔い。
そしてご主人が家事の即戦力になっているというのが素晴らしい。
今、夫が家事の手伝いをするのではない。
家事は夫と妻が分担するものなのです。
ブログを読んでいるだけで、ベリーさんが体調崩した時も4人め妊娠中で大変そうだった時も「何か手伝ってあげたい。」と、まるで親戚のオバチャンのような気持ちになりました。
私よりずっと手際よく家事をこなすベリーさんだから、私の手伝いなんか必要あるはずないのに(笑)
私は年子の子供を3人育てました。
末っ子の二女が生まれた時は、長男は3歳、長女は1歳でした。
ベリーさんと同じく夫婦ともに実家が遠く、出産の時は里帰り出産したものの、育児は親の手伝いは望めませんでした。
ベリーさんと違って、私はいつも部屋はグチャグチャ散らかり放題で子供たちに怒ってばかりいたような気がします。
それでも子供たちが幼稚園から小学生の頃は、子供たちはもちろんのこと、そのお友達も交えて、ベリーさんと同じようにお菓子を手作りしたりお好み焼きパーティをしたりしていました。
二女は友人に「〇〇ちゃん(二女のこと)のおウチに行くと必ず楽しいことがあるよね。」と言われたそうです。
時代が変わって、今はお母さんも当たり前のように働く時代になりました。
ベリーさんもそうですが、私の娘たちもおそらくワーキングマザーの道を選ぶと思います。
息子も結婚前から「ずっと働き続けてくれる女性と結婚したい。」と言っており、その言葉どおり働くのが好きな女性と結婚しました。
私もいつかそんな娘たちやお嫁さんの助けをしてあげたいと思っています。
その時にこのベリーさんの本を紹介してあげられたらなと思いました。
今日は日曜日で妹が来てくれていたのですが、妹も3人の男の子を育て上げたワーキングマザー。
ベリーさんの本を感心しながら眺めていましたよ。