暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

信長いよいよ上洛~『麒麟がくる』第27回

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引っ張ります。

引っ張ります。

明智十兵衛光秀はまだ織田信長の家臣になりません。

 

史実では。(諸説あるけど)

先ずは足利義昭に仕え。

次に義昭と織田信長の二君。

最後は義昭を見限り信長だけに仕える。

 

もう少し待ちましょう。

 

目次

 

麒麟がくる』第27回「宗久の約束」あらすじ

時は永禄11(1568)年7月。織田信長は越前の朝倉義景のもとにいた足利義昭を美濃に迎えます。

そして9月7日上洛の途につくのです。35歳の秋。

義昭を将軍につけて室町幕府を再興するという名分を掲げています。

独自の天下統一の政権を志向しつつ、京都を目指し、上洛を実現した最初の大名となったのです。

 

ではドラマの流れを見てみましょう。

光秀は信長の命で京へ行く。早速木下藤吉郎と共に東庵先生の所へ行き、駒に会い、駒に戦をすることを罵られる。駒の手引きで伊呂波太夫に会うも、その後駒の提案で今井宗久に会う。宗久は信長の上洛において「武装しないこと」を条件に出す。その条件をのんだ信長は武装することなく京へ入った。

駒ちゃん活躍してますね。

ネットでは「#駒がくる 」がトレンド入り?

帰蝶は今連続ドラマが入っちゃったから、忙しい。

その間、駒ちゃん頑張って!

 

この時期の織田信長の動き

史実では。

信長はすでに永禄5年に三河徳川家康と同盟を結び、西へ進むに背後の不安を小さくできていました。

さらに武田信玄との和議を進め、上杉謙信ともよしみを通じ、両者の和睦も勧めていました。

奈良の興福寺の衆徒・国人、三好三人衆と対立した松永久秀、江南の国人らにも味方につくように働きかけてもいます。

松永父子とは起請文きしょうもんを交換し、同盟を結びました。

 

また江北の浅井長政と同盟を結んで、妹のお市(小谷の方)を嫁がせています。

ドラマ『麒麟がくる』では、この浅井とお市の方との縁組を信長の口からサラリと語らせて終了です。

お市の方といえば、信長が主役級の大河ドラマの場合、必ず脚光を浴びる絶世の美女です。浅井とお市の婚礼は当然一大イベントです。

しかしこの『麒麟がくる』ではサラリと流す。

だって、『麒麟がくる』は明智十兵衛光秀が主人公だから。

 

織田信長はこの時期、用意周到に上洛の準備を進めていたのです。

 

三好長虎って誰?

京の東庵先生の元にはどうも三好長虎が養生しているらしい。

何も知らずに東庵先生の元を訪れた光秀と木下藤吉郎は慌てます。

 

ところで。

三好長虎って誰ですか?

三好三人衆ではありません。

でも「三好」って姓だから親戚でしょうか?

 

三好長虎は三好長慶に仕えていた武将です。

三好長慶も三好長虎も清和源氏小笠原氏の出自ですから、元をたどれば親戚なのでしょう。

Wikipediaによると、三好長虎は小笠原義長六世の孫であるとされています。

三好長慶家系図

となりますから、わりとそう遠くない親戚なのでしょう。

すみません、このあたり勉強不足です。

 

今井宗久が今回のMVP

また出てきました、今井宗久

戦国時代の堺を語るには、信長の経済を語るには欠かせない今井宗久

今まで大河ドラマ今井宗久が出演した作品はWikipediaによると4つ。

1番大きく扱われたのは『黄金の日日』でしょう。

丹波哲郎さん演じる今井宗久、すごく印象に残っています。

利家とまつ』で今井宗久を演じられた林隆三さんは、『黄金の日日』で今井宗久の息子今井宗薫を演じていらっしゃいました。

 

宗久・宗薫父子は信長の直轄領となった堺の町の運上銭や棟別銭などの徴収も担当したようで、ドラマの翌年、永禄12年10月には南材木町から二百貫文、甲斐町から五十貫文の運上銭を徴収しています。

全町ではどんなに莫大な額にのぼったことでしょう。

都市の支配は信長に莫大な税収をもたらしたのです。

 

ドラマでは信長は足利義昭に1千貫を用意しました。

1千貫。現在の1億5000万円程度?

想像もつきません。

 

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今井宗久は駒が扱う丸薬に興味を持っているようですが、宗久は鉄砲・火薬調達の御用商人です。

織田家のそういった管理は帰蝶がやっているらしい。

たぶん沢尻さんが帰蝶であったなら、宗久とのやりとりの場面もあったのでしょうか。

帰蝶の描き方もまた違ったものとなったのでしょう。

かえすがえすも薬が憎いです。

 

信長の上洛は?

今井宗久に「武装しないで京にくること」を条件に出され、その旨を信長に伝えると光秀は信長の家臣に散々言い込められます。

安藤政信さんも金子ノブアキさんもかっこいいよ~、久しぶりに見たよ~。

あれ?ツバサは?

 

今井翼氏が演じられた毛利新介は、桶狭間の戦いで大活躍しましたが、それほど身分の高い武将ではなかったのです。

毛利新介今井翼氏演)

尾張国の出身というが、出自については不明。織田信長馬廻として仕えた。小姓であったとする説もある。

永禄3年(1560年)、桶狭間の戦いでは負傷した服部一忠を助け、今川義元の首を取り名を上げた。この際、を噛み千切られたといわれる。桶狭間以後は諱を良勝と名乗り、通称は新介から新左衛門に改めた。

 

本能寺の変の際、信長に従ってに滞在しており、信長の嫡男信忠を守って二条御新造に籠り、信忠と共に討死した。Wikipediaより引用

 

義昭か、信長か

信長が光秀を呼び止めます。

「今ひとつ大事なことがある」

 

ドキドキしました。

ここよ、ここ。

私は観ていて思わず立ち上がったもんね。

 

「そなたは義昭のお側に仕えるのか、わしの家臣となるか、今それを決めよ。」

 

長い

 

光秀「私の心は決まっております。将軍のお側に参ります。」

 

え~~~!そうなの!?まだ信長に仕えないの!?

って私ズッコケましたもん。

 

信長「残念だが、わかった。以後そのように扱う。よいな?」

怖い!怖いよ、信長!

信長はこの時の返事を恨んで、藤吉郎と光秀への思いに差が出ていくの?

 

まとめ

これからトントンと天下布武への道を歩むのでしょう。

物語のテンポも早くなるかもしれません。

思うに『麒麟がくる』は、光秀が世に出た後半生だけではなく、そこへ昇りつめていくまでの光秀の思いなのです。

そしてどうして「本能寺の変」が起こったのかは、誰にもわからないのです。

 

本日の参考文献です。

 

 

染谷将太さん、TBS日曜劇場の『危険なビーナス』にも出演中ね。

コロナ禍の影響でみんなスケジュール調整大変だったかと思います。

 

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