2024年の元旦、能登半島の先端を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、北陸地方は大きな揺れに襲われました。
津波が沿岸部を襲っただけでなく、輪島市の中心部では大規模な火災も発生しました。
さらに土砂崩れなどによって孤立する集落もあり、震災から今日でちょうど4か月たちましたが、被災地では、現在も不自由な生活を送られている方が多くいらっしゃいます。
能登半島地震では、家屋の倒壊によって大勢の方が被害に遭われました。
倒壊家屋は旧耐震基準で建てられた住宅が多かったことが指摘されています。
私が住む地域の住宅全体の耐震化率は94%だそうです。しかし、一戸建て住宅の耐震化率は89%です。
昭和56年以前に建てられた旧耐震基準適用の住宅は、耐震診断を受けた方がいいとの意見もあります。
地域によっては、耐震工事の助成制度が受けられる場合がありますので、HPなどをチェックするといいかもしれません。
母の生家は、築100年越えだったらしいです。
叔母が独り暮らしをしていたこの家は、叔母が施設に入った時から数年間空き家となり、その後売却するため、取り壊されました。
片付けもすべて業者にお願いして、母屋と離れの2軒分で250万円かかったそうです。
北海道の主人の実家は、築60年ほどでしたが、こちらも取り壊して、新しく平屋を建てました。
私が北海道で長く暮した家は平成の初めに建てられた家です。
もう築30年を超えています。
何度かリフォームしていますが、耐震性については考えていなかった。
現在は賃貸にして、住んでもらっています。
家賃は私達夫婦の老後のための収入源になりますから、ありがたいです。
税金などの問題があり、空き家をそのままにしておく場合も多いのですが、安全性を考えると、古い建物は取り壊しや修繕が必要だと思います。
妹夫婦を悩ませているのは、義弟(妹の旦那様)の実家。築60年ほどらしいのですが、雨漏れなど不具合だらけだそうです。リフォームのレベルではなく、取り壊すべきだと思うのですが、独り暮らしの義父の意向もありますし、何より金銭面が悩ましいです。