最近母の朝食にはバナナパウンドケーキを焼くことが多いです。
以前はパンケーキばかりだったのです。
でも最近パンケーキ焼いてない。
パンケーキ?ホットケーキじゃなくて?と突っ込まれた方。
そもそもパンケーキって何?
ホットケーキって何?
私の認識では、分厚いのがホットケーキで、ちょっと薄いのがパンケーキでした。
でも最近「映え~📸」みたいな人気のパンケーキってふわっふわで、厚いですね。
先週のNHK『チコちゃんに叱られる!』でやってました。
ホットケーキとパンケーキの違いは何なのでしょう。
結論は「人それぞれ」
そもそもパンケーキの「パン」は食べるパンではなく、「フライパン」のパンです。
フライパンで焼いたものはすべてパンケーキ。クレープもどら焼きもお好み焼きも。
パンケーキという言葉が誕生したのは15世紀ころ。
1560年に描かれた「パンケーキ・ベーカリー」という絵画には、現在のパンケーキとよく似たものが描かれています。
そして明治時代には日本にもパンケーキが伝わったのです。
明治17年文部省が翻訳して出版した本『百科全集』には「薄餅」という名称でパンケーキの記録が残っています。
ホットケーキという名称が生まれたのは、関東大震災後の1923年。
東京日本橋の百貨店で「ハットケーキ(HOT CAKE)」という名称のメニューがでてきます。
パンケーキというとブレッドという意味の「パン」と間違えられやすいということ、焼きたてはホカホカで温かいという意味で、「パン」より「HOT」がいいのではないかと「ハットケーキ」が日本人が発音しやすい「ホットケーキ」へと変わっていきました。
つまりパンケーキとホットケーキは同じもの。
1957年に発売された「ホットケーキの素」で全国にホットケーキと言う名称が定着しました。
時は流れ…
2010年に東京原宿にハワイ発のパンケーキ専門店ができてから、ホットケーキはレトロなおやつになって、パンケーキがSNS人気のスイーツになりました。
確かに、パンケーキって名称の方がおしゃれな感じがします。
久しぶりにパンケーキ(ホットケーキ?)作りました。
私はパンケーキを作る時、卵白を泡立てていますので、けっこう面倒くさいのです。
なので、バナナパウンドケーキを作るのと手間がそんなに変わらない。
それが、朝食にパンケーキではなくバナナパウンドケーキを作る理由になったひとつです。
泡立てた卵白で作るパンケーキ(ホットケーキ?)は形がきれいにできません。
でもふわっふわになりますよ。
蜂蜜は、友人にプレゼントされたものです。
湘南はちみつ、春はさっぱりした甘さ。夏は少しビターな甘さ。
久しぶりに食べたパンケーキは美味しかった!
バナナパウンドケーキも飽きてきたから、朝食もメニューの変化を考えないとね。