前回のブログに続いて、新春の「マツコの知らない世界」についてのお話です。
番組では、前回のブログの「アナと雪の女王」とは全く別の、80年代アイドルについて知らない女の子が3人、マツコに熱く語っていたのです。
80年代、とくに80年代後半のアイドルの衣装がすごいって。
こんなの?
違う、これはクラシックバレエの衣装(;'∀')
80年代後半は、まさにバブリーな時代で、それはアイドルの衣装にも反映されていて、ブリブリフリフリではあるのですが、それだけではなく、キラキラギラギラでとにかくものすごいゴージャスだったのです。
Winkとか荻野目ちゃんとか。
南野陽子さんが特別ゲスト?で出演されていたのですが、当時1着140~150万円の衣装を8パターン用意していた曲もあったとか。(♬「秋からも、そばにいて」)
そんな中、中森明菜さんの衣装は凄かった。
私が印象に残っているのは、「DESIRE」を紅白歌合戦で歌った時の真っ白な白無垢みたいな衣装。
マツコさんが「中森明菜は歌謡史に残る金字塔よね。」って言ってたけど、当時はそれほど思わなかったけど、今Youtubeで歌を聴くと確かに…と納得します。
今聴くと、あの時代は、中森明菜さんはこの歌唱力で、アイドルというフォルダーに仕分けされてたんだなと申し訳なくなってしまいます。中森明菜さんをアイドルにしてしまったのは、あの時代の罪?(笑)
中森明菜さんがあともう少し、あと20年、いや、せめて15年デビューが遅かったら、MISIAと並ぶ歌手になってたんじゃないだろうか。
秋の番組でやっていた「声楽家が選ぶ歌が上手い女性歌手」とかなんとかいう番組で、確かテノール歌手の秋川雅史さんだったかと思うのですが、「中森明菜さんの『DESIRE』の最後のビブラートなんてすごいじゃないですか。」と褒めちぎっていたのが思い出されます。
明菜ビブラートっていうんですか?
ゲタッゲタッゲタッゲタッ、バァニ、ハァ~~~~~~~~~~~~~~♬
ってところです。
あのロングトーンのビブラートは、波長の幅がすごく大きくて、複式の凄さを思わせます。横隔膜を震わせている?
井上陽水と玉置浩二をバックにして歌う「飾りじゃないのよ涙は」のYoutubeなんて、大物ふたりと一緒でも全くヒケをとらない貫禄。
中森明菜、すごいミュージシャンだったのに。
無意識に録画されていた新春のSP「マツコの知らない世界」
十分楽しませていただきました。