暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

借金問題を告白します

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今週のお題「告白します」

何を告白するかって?

はい、義父の借金問題です。

 

一応こちらに流れが記されています。

azuki45632.hateblo.jp

備忘録がわりに綴っていたブログですが、最近は進展もなく怠りがち。

 

長い話を簡単に説明しますと。

すべてが明るみに出たのは、3年前です。

hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com

当時、北海道で独り暮らしだった義父が骨折をして動けなくなり、数日間動けない状態のところを発見されて、救急車で搬送されてそのまま入院しました。

 

義父が入院中に、主人が保険証などを探すために実家を物色したところ、手書きの借用書が何枚も何枚も出てきたのです。

義父は、数年前近所に住んでいた峰不二子(仮名)に、お金を貸していました。大金です。

当時50代の峰不二子(仮名)は旦那さんに内緒でちょこちょこと義父から借金をして、パチンコに明け暮れていました。

恐らく80代の義父は隠れ認知だったのでしょう。

でないと、そんな大金を他人に貸すわけがありません。

 

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主人が借用書を発見したことを機に、事件は明るみに出ました。

義父は骨折する数日前にも峰不二子(仮名)に何十万円も貸していました。

峰不二子(仮名)に貸し付けたお金の総額は途方もない額でした。(あくまで私感覚で)

事件が明るみになったため、その借金は峰不二子(仮名)の旦那さんにも息子さん夫婦にも知るところとなりました。だからといって肩代わりしてくれるわけでもありません。

 

峰不二子(仮名)は、自己破産の申請をしました。それが2年前のこと。

 

もう義父に返済されることはありません。

泣き寝入りってやつです。

 

なんかね、借金とか自己破産とか、私にしたら遠い遠いお話で、ドラマとか小説とか、そんな架空の物語に存在する言葉だったのです。

こんなに身近に起こるなんて。

 

 

その後わかったのですが、峰不二子(仮名)は「自己破産の手続き中ですぅ。」と言ってるだけで、正式に自己破産はしてないようです。

これってアリ?

 

義父はすっかり元気がなくなってしまいました。(まぁ、自分が悪いんだけど。)

主人が怒り狂ってます。

施設にいる義母は何も知りません。

一応、私は子供達には報告しました。

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二女曰く「結局じいちゃんはデート商法にやられたってことだよね。」

デート商法?そんな言葉あるんだ。

私の二女も長女も長男も「じいちゃんにはかわいそうだけどさ。もうあきらめようぜ。それしかないんだから。それよりこれからは楽しく幸せに過ごさせてやろうよ。」と言っています。

主人だけがあきらめきれないようですが、どうしようもないでしょう。

 

 

世の中には峰不二子(仮名)みたいな悪い人がいるんですね。

義父は決してお金持ちではありません。

この借金騒ぎで、義父の預貯金はすっからかんになりました。

贅沢など全くせず、真面目に何十年も働いてきた義父。だからこそあっさり騙せたんでしょうかね。

よくテレビで流れる事件で、そこそこの年齢の女性が高齢者のおじいさんを騙してお金をもらい受ける詐欺がありますが、まさか自分の身内がひっかかるとは。

 

 

二女は就活で、法律事務所を受けたことがあります。

面接で「どうして法律事務所を受けようと思ったのですか?」と聞かれた二女は「実は祖父がデート商法にひっかかりまして。法律に興味をもちました!」と答えたそうです。

面接官は全員弁護士さんで、「そりゃ大変だ!どんなふうに?」と聞かれたので、就職試験の面接の場で、ペラペラと義父の借金問題を話したそうです。

その場で、面接官の弁護士さんたちは真剣に話し合い「これは返済は難しいだろうね。」と結論に達しました。面接予定時間をかなりオーバーして、弁護士さんたちは熱く議論してくださったようです。

そんな波乱にとんだ面接を経てその法律事務所に二女はめでたく内定をもらったものの、結局今は違う会社で働いています。

 

 
以上、借金問題の告白でした。
 

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