私は運動音痴で、スポーツについてのブログというのも、おこがましいのですが、今日はこの熱い気持ちを語らせてください。
目次
スノボハーフパイプ
まずは、平野歩夢選手、金メダルおめでとうございます。
北京オリンピック、スノボハーフパイプ決勝が今日行われました。
決勝12人のうち、日本人選手が4人いるという快挙。
23歳の平野歩夢選手が最年長で、弟の平野海祝選手が19歳、平野流佳選手も19歳。そして戸塚優斗選手が20歳。
4選手のうち、3人が「平野」? みんな親戚?
平野歩夢選手と海祝選手は兄弟で、新潟県出身ですが、平野流佳選手は親戚ではないようですよ。
平野流佳選手は大坂出身です。
スノボ解説
私がスノーボード観戦を好きになったきっかけは、解説がおしゃれだったから(笑)
中井孝治氏
中井孝治さんは競技中の解説で「かっこいい」「スタイル入ってますね」「おしゃれですね」を連発。
余計な言葉を話さず、短い単語でわかりやすいのです。
2018年の冬季オリンピックでは戸塚選手が倒れて動けなくなっている時、解説者の中井さんが涙で言葉にならず、その優しさにテレビの前の私も泣きました。
今回、中井さんはスタジオにいらっしゃいましたが、平野歩夢選手の金メダルにやっぱり泣いてらっしゃいました。
アナウンサーの方から「中井さん、解説できますか?」と気遣われて、「はい、できます、大丈夫です。」と平野歩夢選手の3回目の演技の解説をしてくださいました。途中ちょっと鼻をすすっていたような?優しい人なんだなぁ。
渡辺伸一氏
実況での解説は渡辺伸一さん。
長野オリンピック代表だった44歳。
で、やっぱり解説は「(素晴らしすぎて)やばい!」「完成度ハンパないっすね!」「ビタ着ですね。」とまぁ、短い言葉でわかりやすく感動を伝えてくれました。
トリプルコーク1440
平野歩夢選手の大技はトリプルコーク1440(フォーティーン・フォーティ)?
コークっていうのは縦回転のことなんだよね。
えぇ、トリプルコークは3回の後方宙返りということで、1440というのは、縦に3回、回った時点で360×3と、最後の横の1回転を足して、1440ということになります。
縦3回転、横4回転を同時に回るのが「トリプルコーク1440」です。
平野歩夢選手
平野歩夢選手は、2021年日本大学スポーツ科学部競技スポーツ学科卒業。
2014年ソチ、2018年平昌五輪のスノーボード・ハーフパイプ競技で2大会連続で銀メダルを獲得しています。
そして今回北京オリンピックでの金メダル。
同競技での金メダルは日本初になります。
二刀流
「他の人がたどり着けないようなことを夢にしたい」
3年前に平野歩夢選手は、スケートボードとスノーボードの「二刀流」を宣言します。
はたから見れば似たスポーツに見えますが、いわく「サッカーとバスケくらい」2つの乗り物はまったくの別物だそうです。
ましてや、世界のトップを目指す舞台で両立させる難しい道は、平野歩夢選手以前に歩めた人がいないのです。
さらには、東京五輪の延期を受け、わずか半年間という短い期間に夏冬2つの五輪が開催される前例のない事態です。
準備期間の短さを誰もが心配しました。
しかし逆にそれがメンタルの強さを作ったのかもしれません。
まとめ
「スポーツに限らず、勉強や仕事、日々の些細なことでも諦めそうなときに、自分の姿が少しでも誰かの支えになれば。」と語る平野歩夢選手。
表彰台での、クールにも見える表情ですが、心の中は熱い。
えぇ、支えになってます!
好青年だね。
本当はフィギュアスケートについて語るつもりでした。
でも平野歩夢選手他、スノーボードの寒い中での熱い戦いを観戦してたら、語りたくなっちゃいました。