大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ではイケメン俳優中川大志さんが、『草燃える』ではウルトラセブンこと森次晃嗣さんが演じていらっしゃいました。
私は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のこの先のネタバレは存じ上げませんが、このブログには史実としてのネタバレがございます。
ご了承ください。
目次
人物
畠山重忠は武蔵国男衾郡(現埼玉県大里郡川本町)を本拠とする武将です。
『愚管抄』によると、畠山重忠はどんなに暑い時でも、傍らの者があぐらを組むことができないほどの謹直な人物であったと評されています。
『吾妻鏡』『源平盛衰記』『義経記』でも模範的な武士として描かれ、『曽我物語』では曽我兄弟を讒言から救う恩人として登場します。
豪勇・廉直の坂東武者の典型として、昔から人々に親しまれた各地に伝承を残しているのです。
最期
そんな重忠が、頼朝の死後、平賀朝雅と牧の方の陰謀、そしてそれにやむなく従った北条義時により滅ぼされたのは、元久2(1205)年6月22日。
817年前の今日です。
享年42。
武蔵国二俣川で僅か百三十四騎で幕府の大軍と戦い、謀殺されたことが、『吾妻鏡』に記載されています。
また『新編武蔵風土記稿』には”畠山重忠戦死舊蹟 境内西の方なる山なり”と記されています。
東光禅寺
東光禅寺は、臨済宗建長寺派です。
建仁年間(1201~1204年)に鎌倉の薬師ヶ谷に畠山重忠が創建し、弘安5(1282)年に建長寺第六世大興禅寺が開山しました。
畠山重忠が愛用したという馬具(鞍・鎧・
重忠の供養塔です。
手入れが行き届いています。
庭の草もきれいに刈られていて、パンフレットなども整然と並べられています。
トイレもすごくきれいなのです。
掃除がゆきとどいているだけでなく、使う人への心配りがされたトイレでした。
トイレがその家(建物)の「顔」であるというか、トイレがきれいであれば、その家(建物)全体がきれい。
確かにお寺の中も庭もとてもきれいでした。
東光禅寺は気持ちの良いお寺でした。
畠山重忠に関係なく、また訪れてみたいと思わせるお寺でした。