私はお腹が弱いのです。
腸内環境の改善にはとても興味があります。
目次
腸内細菌
腸内細菌は、ここ20年くらいで研究が急速に進歩し、私たちの健康・病気などに影響することがわかってきています。
腸内細菌というと、例えば、ヨーグルト・発酵食品などで使われる乳酸菌やビフィズス菌、大腸菌など思い浮かべますよね。
腸内細菌の働き
私たちの腸には1000種40兆個もの腸内細菌がすんでいて、腸の調子を整えるなどの働きがあることがわかっていました。
そして、腸内細菌の働きは、それだけではないのです。
たとえば、腸内細菌は持久力も高めてくれるということが最近の研究で発表されています。
オリゴ糖を摂取すると、運動後の疲労感も低下しているという研究結果もあります。
多様な腸内細菌が腸内でうまく連携して反応でき、私たちの健康が維持できます。
腸内環境が悪くなると、大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病気になるというのは、なんとなく想像できますが、それ以外にも糖尿病・動脈硬化、そして花粉症や食物アレルギーなど免疫に関する病気、そして多発性硬化症など神経に関わる病気にもつながることがわかってきています。
多様性腸内細菌を維持するために
どのような腸内細菌をもっているかは、個々人の食事、生活習慣、環境、出生経路、遺伝的要因などが影響するとも言われています。
バランスの良い食事を続けている健康な人であれば、基本的に多様な腸内細菌をもっていることがわかってきています。
好き嫌いせず、さまざまなものを食べるのが大切なんですね。
腸内細菌のエサになるオリゴ糖・食物繊維が大切で、これらを含む玄米・大麦などの雑穀やわかめ・ひじきなどの海藻、きのこ類、大豆・大豆製品など豆類、野菜(特に根菜類)、バナナなどのフルーツをとり、魚を食べ続けるといった食生活を続けることで多様性が高まります。
善玉菌と悪玉菌
腸内の細菌群は、年齢とともに変化します。
年をとると悪玉菌の割合が増えてきます。
高齢になると、ほとんどの場合ビフィズス菌は減少し、若年ではまず検出されなかったウエルシュ菌などの悪玉菌が、高確率で検出されるようになります。
悪玉菌を減少させるには食物繊維も有効ですね。
まとめ
栄養バランスを意識しよう。
美味しい物たくさん食べたいけど、自分の健康のために、人に迷惑かけないためにも、健康寿命を長くしたいです。
腸内細菌に関しては、再来週4月17日(月)にNHK総合「あさイチ」で特集するそうです。
「腸年齢」なんて言葉も聞きます。
今、母の介護をしながら、自分の将来を描くにあたって、健康な腸でありたいと思う私です。