こんにちは。
今日は暑かったです。
皆様の地はいかがでしょうか。
我が家は、今年初めて、エアコンの「冷房」をスイッチON! しました。
「除湿機能」や「送風」は稼働していたのですが。
さて。
ドラマのお話です。
今、NHKBSプレミアムで日曜夜10時から放送している「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
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「note」で軽快な語り口が評判の岸田奈美さんのエッセイ本が原作です。
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ドラマの第1話を視聴して、すぐに原作本を妹が買いました。
私も貸してもらい、すぐに読み切りました。
弟さんがダウン症、奈美さんが中学生の時にお父様を亡くし、高校生の時にはがんばっておられたお母様が倒れ車椅子生活になられました。
その環境で、奈美さんは大学では福祉を学び、学生の時に創立10日のベンチャー企業「ミライロ」に入社されます。
「ミライロ」は立命館大学の学生だった垣内俊哉さんが立ち上げたベンチャー企業。
バリアフリー以上の「バリア(障害)バリュー(価値)」を基本理念とした会社です。
垣内俊哉さんは、生まれつきの病気で車椅子生活です。
彼の著書も読んでみたいと思いました。
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ドラマもエッセイ本も、いろいろな視点から学べるところがあります。
奈美さんは、発想がユニークで行動力があるのですが、細かな作業が苦手です。
アポイントを忘れたり、大切なメールを間違えて削除してしまったり。
私も仕事をしていた頃、いろいろなミスをやらかし、同じ年齢の先輩からきつく怒られ続けた経験があるので、そのストレスよくわかります。
奈美さんは会社を休職し、その後退社して作家になります。
講演もされてるし、本の印税もあると想像できますが、今現在奈美さん一家を支えるのは「note」での収入だそうです。
不運な境遇に立ち向かう女性の姿というよりは、「自分さがし」という観点からも楽しめる作品だと思います。
なにより語り口が関西人っぽいユーモアたっぷりで、幸せな気持ちになれます。