母が亡くなり、その後の相続手続きをやっています。
亡くなってから2か月以上、手続きにはすぐに着手したのですが、結局こんなに時間がかかっています。
母が生涯の中で、本籍を何カ所か変えたので(遠方ばかり)、その取得が1番大変でした。
※追記 令和5(2024)年3月1日に戸籍謄本取得が簡単になる「広域交付制度」がスタートします。
先日、ようやくゆうちょ銀行の貯金の手続きが終わりました。
目次 ~ゆうちょ銀行編~
相続の申し出
まずは、ゆうちょ銀行(郵便局)に出向き、窓口で貯金の相続を申し出ます。
その時点で、母の口座は凍結されます。
「相続確認表」を記入し、それを窓口に提出します。「相続確認表」は貯金事務センターに送付されます。
必要書類の準備
相続確認表提出後、1~2週間ほどで、貯金事務センターより「必要書類の案内」なるものが届きます。
必要書類
- 戸(徐)籍謄本または法定相続情報一覧図写し
- 相続人全員の印鑑登録証明書(発行後6か月以内のもの)
- 貯金等相続手続き請求書(名義書換請求書兼支払請求書)貯金事務センターから送られてきます。
- 請求人の本人確認書類 免許証とかマイナンバーカードとか。
- 被相続人(亡くなった人)の通帳
- 遺産分割協議書 ネットで調べて妹が作成してくれた。相続人全員の実印押印が必要です。
法定相続情報一覧図
法定相続情報一覧図は、戸籍謄本などを持っていき、法務局で無料で作成してくれます。
10日ほどかかりました。
これがあると窓口での確認がスムーズです。
書類提出
代表相続人(私)が必要書類を用意して、ゆうちょ銀行(郵便局)窓口に提出します。
印鑑証明書などの書類はその場でコピーしてもらい、原本はその場で返却してもらえます。←ここ重要
代表相続人の通帳を持っていくと入金口座の確認もしてもらえます。
代理の人が行く場合は委任状が必要です。
通常貯金への入金
代表相続人名義の通常貯金に入金されます。
書類提出から1~2週間かかります。不備があった場合はもっと日数を要します。
まとめ
銀行は予約が必要ですが、郵便局は飛び込みで行っても大丈夫でした。
書類作成にあたって、不明点があったのですが、貯金事務センターに電話をすると、とても丁寧に教えてくださいました。
法定相続情報一覧図作成のための戸(徐)籍謄本収集と、分割協議書作成に時間がかかりました。
それでもなんとか自力でやれました。
プロに頼むことも可能ですが(葬儀屋さんや「お仏壇のはせがわ」から何度も、プロを紹介しましょうかとの勧誘電話ありました)、ケチな私は自分でやりました。
ゆうちょ銀行の相続手続きの流れ、必要書類などは、2023年11月現在の情報です。
私(代表相続人)がすべてやりましたが(分割協議書は妹が作成してくれたけど)、窓口に代表相続人以外の人が出向く場合は委任状などが必要です。