7月から9月まで、日曜日の夜放映されていたドラマ「ノーサイド・ゲーム」
長女から原作本を借りたのが、9月末。
このたびようやく読み終えました。
ドラマは終わってしまいました。
「読まなきゃならない本、たまってるよ。」
目次
「ノーサイド・ゲーム」~ネタバレ注意
私はドラマを観て、それほどハマったわけではないのですが、たまたま長女が原作本を持っていたので借りました。
ドラマの主演は大泉洋氏。
原作「ノーサイド・ゲーム」を先に読んでいたら、主役の君嶋隼人に大泉洋氏をキャスティングなんて絶対に思い浮かばない。
原作とドラマは物語はほぼ同じ流れ。
ただ君嶋隼人の奥さんは原作本には出てきません。ドラマでは松たか子さんが演じられていました。
主演が大泉洋氏、経営戦略家としては優秀ですがちょっと恐妻家。そのキャラはドラマオリジナルです。
私はラグビーについてルールをほとんど知りません。
この無知な状態で原作本を突然読んだとしたら、ラグビーの試合の場面では理解が難しかったと思います。
先行してドラマを観ていたので、ほんの少しだけラグビーの知識がつきました。
ほんの少しですよ。
でもそのほんの少しのおかげで、ワールドカップも楽しめました。
南アフリカ優勝で幕を閉じたラグビーワールドカップ
日本初のベスト8。
そしてやっぱり強かった南アフリカ。
決勝で敗れたイングランドの選手が表彰式で銀メダルを拒否したのはちょっぴり残念でしたが。
その昔、1994年のフィギュアスケートの世界選手権で、審査員への抗議を込めてフランス代表のスルヤ・ボナリー選手が銀メダルを拒否したのを思い出しましたよ。(その時の優勝は日本の佐藤有香選手)
黒人のボナリー選手はアフリカ系フランス人。生後18か月で施設から体操教師をしている両親に養女として迎えられ、体操選手からフィギュアスケーターとなりました。
人種隔離政策アパルトヘイトの歴史を経た南アフリカにとって、この3度めの優勝は大きな喜びでした。
南アフリカ代表チームは、今日帰国しました。
黒人として初めて主将になったシヤ・コリシ選手を中心に、人種の異なる選手たちが力を合わせてプレーする姿が国民に感動を与え、空港では大変な歓迎を受けたそうです。
人種や宗教上の偏見とは
昨日、アメリカで「ヘイトクライム」とみられる事件がまた起きました。
白人の男性が、ペルー出身の男性の「自分はアメリカ国籍を取得している」との言葉にカッとなったのか、突然容器に入っていた硫酸を顔にかけたのです。
元々は車の駐車の仕方で口論となっていたとか。
たまたま先週のNHKBSプレミアムでの「大草原の小さな家」は、スー族を憎む保安官の話しでした。
時代は1862年のダコタ戦争から16年後。
ダコタ戦争はアメリカ合衆国ミネソタ州で起こったアメリカ合衆国とダコタスー族インディアンとの紛争です。
最終的にはミネソタからダコタ族は追放されました。
「大草原の小さな家」で、「彼らの罪は何だ?」と聞く父さんに、白人の保安官は「生まれてきたことが罪だ」と答えます。
「大草原の小さな家」は1970年代に制作されたドラマですが、今でもこんなに私の心を捉えます。
デジタル・リマスター版なので画像がとても鮮明で美しいです。
グランメゾン東京
「ノーサイド・ゲーム」が終わって、TBS日曜日21時のドラマは、キムタク主演「グランメゾン東京」
木村拓哉氏主演というだけで「観る気なし」という方もいらっしゃるかもしれない。
でもキムタク主演ドラマは、ファンの方が支えているので、それなりに視聴率がとれるのかもしれない。
私はキムタクファンではありません。
むしろ嵐ファンですから、アンチキムタクに近いかも。でも別にアンチキムタクではないよ。
ただこのドラマはすごく好きです。
あまりに熱すぎた「ノーサイド・ゲーム」より好きです。
脇がいいせいもあるでしょう。
鈴木京香さん、沢村一樹さん、及川光博さん、みんなソツなく、バランスよく、いつもどおりのキムタク演技を忘れさせてくれる。
玉森裕太さんもいいよ!(ファンじゃないけどね)
来週は仲間になるのかしら。
このドラマ観てるといつもお腹すくのよね。
・・・ただ、尾上菊之助さん。
「西郷どん」の時も「下町ロケット」の時も同じ顔、同じ演技に見える。
ついでに言うと「葵三代」再放送の豊臣秀頼も同じ顔、同じ演技。これ19年前の作品ですが、19年前と同じ演技?
連続ドラマが面白い時は読書が進まないのよね・・・😅