ここ数年フジテレビの月9ドラマを視聴していませんでした。
しかし今期の『ミステリと言う勿かれ』は観ています。
伊藤沙莉さんが好きなので、彼女目当てに見始めました。
初回は面白かったけど、あとは奥が深すぎて、ちょっとついていけないストーリーの時もありました。
しかし前回までのライカ編はとてもよかったです。
まるで1本の映画を観ているよう。
観終わった後に、呆然となるほどの感動を覚えました。
ライカ役の門脇麦さん、以前はどちらかといえば台詞の言い回しが硬いような気がして(私個人の感想です)どちらかといえば苦手な女優さんでした。
とくに『麒麟がくる』の駒役では、門脇麦さんに罪はないのですが、どうも余計な場面に出てくるような気がして違和感を覚えました。
しかし、『ミステリと言う勿かれ』でのライカ役および千夜子役、素晴らしかったです。門脇麦さん以外のキャスティングが考えられません。
このドラマは原作のファンがとても多く「ドラマ化は無理でしょう」との批判もあったのですが、ライカ編でそれは絶賛の感想がネットで流れ、「ドラマが原作を超えた」との意見まで見かけます。
ライカが最期に幸せでよかった。
「生まれて初めて誰かと桜を見たいと思った自分に驚いている」という整君。整君の心の中にライカが生きていてくれてよかった。
千夜子の中に存在したライカに恋した整君が切ない。
主題歌King Gnuの「カメレオン」もいいですが、BGMのクラッシック曲もどれも素敵です。
ドラマにハマるとすぐに原作を買う妹は、今回も田村由美さん原作の漫画本を買いました。
借りたので、ゆっくりと読んでいきます。