暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

読解力と記述力

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12月も半ばを過ぎました。

受験生の方はクリスマスどころではないですね。

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札幌大通り公園からのテレビ塔

 

今日のブログは昨日中止発表になった「大学入学共通テストで国語と数学の記述式問題導入」も絡めて、私が感じた子供の学習の在り方についてお話したいと思います。

 

目次

英語のレポート提出

まずは私の通信大学の勉強について。

昨日締め切りギリギリで提出しました、英語のレポート。

なにしろ私は全く英語に関して不勉強で、レポートどころか、訳することもお手上げ状態で、何度か長女や長男に質問して乗り切りました。

 

訳に苦労した英文

私が訳をお願いした文章です。

You say I have a death wish,said Horne,resuming the talk between them.

I think you are putting the shoe on the wrong foot, dear.
My direction is outward toward widening and enriching my contacts with life,but you are obsessed with the show death of your mother,as if you envied her for it.
You hate what you call "my circle of Village hippies" because they`re intellectually vital,intensely alive,and dedicated to living,in here,and in here,and in here.

Tennessee Williams「HAPPY AUGUST TENTH」より引用

 

まずは長女の訳文

長女の訳です。

 

「あなたは私が死のうとしていると言ったわね。私はあなたが悪い方向へ足を入れていると思う。あなたは検討違いの人を責めている。私の生活は豊かで広い方向へ向かって行っている。でもあなたはあなたのお母さんがゆっくり死んでいったそのお母さんのような考え方を持っている。あなたはいわゆる私の仲間の村の不良仲間のことを嫌っている。なぜならその不良仲間らは頭が悪くてこうゆうところに住むことを嫌っているから。」

次の日は朝早くに出勤しなければならないのに、夜遅くにお願いして、眠い眼をこすりながら訳してくれました。

申し訳なかったです💦

 

そして長男の訳文

次は長男の訳です。

LINEで私が英文を打って、訳をお願いしました。

「あなたは私が死の願望を持ってると言うけど、とホーンは言って、2人の会話を再開した。あなたは責めるべき人を間違えてると私は思う。私の姿勢は、私の人生との触れ合いを広げ、豊かにするよう外に向かっている。だけどあなたはお母さんの緩やかな死に取り憑かれていて、それはあたかもお母さんを羨んでいるかのようだ。
あなたは「ビレッジのヒッピー連」と呼んで私の仲間を忌み嫌っているけど、その理由は彼らが知的なバイタリティに満ちていて、強烈に生き生きしていて、生きることに専念しているからだ、ここでも、ここでも。」

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と、長男には、私が慌てて打った文章のミス三昧を指摘されました💦

調べてみたら、確かにスペル間違いやら、抜けてる単語があった😓

 

長男と長女の英語学習の軌跡

長男も長女も、高校では理系のクラスに所属し、大学も理系でした。

大学では英語の授業は1年生の時くらいで、ほとんどやっていません。

留学の経験もありません。

長男は中学生の頃に3週間ほど、ニュージーランドにホームスティしたくらい。

長女は大学の時に語学留学を希望していたのですが、肝心の専門分野の勉強が遅れてしまうので、泣く泣く断念しました。

というわけで、ふたりとも英語を特別に勉強したわけではありません。

社会人になった今は、長男は時々海外出張があり、長女は仕事の専門的な論文を読むにあたって英語が必要となることがあるようです。

 

今回訳してもらったのは、短編小説の一文であり、訳し方に文章表現のセンスが必要とされ、英語力以外に記述力というのが求められるのではないかと思います。

夜遅くに訳してくれた長女、私の間違いだらけの英文で訳してくれた長男、その不本意な状況での訳は、大変申し訳なかったのですが。(しかも前後の文章がないのでわかりにくい)

 

で、何が言いたいかというと、理系のふたりは訳し方も直球で、まっすぐで、「曲がったことはできません!」というタイプであるというわけです。

 

2020年度開始の大学入学共通テストでの記述式問題導入断念

荻生田光一文部科学相は17日の閣議後記者会見で、2020年度開始の大学入学共通テストで導入予定だった国語と数学の記述式問題について、同年度の実施を見送ると正式に表明しました。

今後、共通テストに記述式を導入するかは「期限を区切った延期ではない。まっさらな状態で対応したい。」と説明。

導入断念も含めて再検討する方針とのこと。

 

えぇ~!?

まっさら!!!

ぜ~んぶ白紙に戻すってか!?

 

共通テストの記述式問題の問題点として。

・採点ミスの完全な解消

・自己採点と実際の採点の不一致の改善

・質の高い採点体制の明示

の3点です。

 

確かに。

難しい問題だと思います。

 

私の子育て

私は子供の頃から本を読むのが好きでした。

昔はゲームもビデオもなく、読書(漫画を含む)は子供にとって楽しみな娯楽のひとつだったのです。

小学生高学年には、すでにシェークスピアを読んでいました。

絵本や児童文学も大人になってからもとても好きで。(今も好きw)

子供が小さかった頃には、よく読み聞かせをしました。

本好きの子供になってくれたらなという思いもありました。

しかし残念ながら。

平成生まれの3人の子供たちは誰も読書をしませんでした😞

ゲーム三昧というわけではありませんでしたが(ビデオはかなり観てたな。というか親が観せてた。)本を読むということが好きではなかったのです。

私が読んであげると、とても興味を示すので、物語の世界は好きなのですが、字を追っかけるという行動が好きじゃなかったのかもしれない。

 

計算は早かった。

3人の子供はとても食欲旺盛で、ギョーザなど山盛りに大皿に盛ると、長男と長女はすぐに数え始め、「ひとり何個!?」と割り算をしました。

我が家はたくさん友達が遊びに来る家庭でしたが、テーブルにどん!とお菓子を盛ると、長男や長女はすぐに数え、これまた「チョコはひとり2個ずつだから!」と配分を計算しました。

まだ幼稚園だった二女のお友達にひとりっこの女の子がいたのですが、その命令を無視して(たぶん意味がわからなかったのでしょう)おっとりとそのチョコ(?)を欲するがままに数個食べたところで、長女が「それ食べすぎ!ひとり2個なのに!!!」と強く指摘し、泣かせてしまったことがありました😓

余談ですが、そのおっとりした優しい性格のお友達は現在看護師さんです。

読むことより書くことより計算より、とにかく話すことが得意だった二女は(1歳の誕生日ですでにぺらぺらしゃべってた)現在営業職で活躍してます(笑)

 

読解力も記述能力も大切なのは当然

理系の道に進んだ長男と長女ですが、学生時代はそれなりに読書をしていました。

論文などを読むのに、読解力は当然必要。

そして自分で論文を書くにあたって記述能力は必須です。

ただそれらは受験勉強のためにつける力でしょうか。

もっと幼少の頃より、というか勉強とは違った場面で、身につけなければならないのではないかと思うのですが。

長男は浪人時代に、文系志望の友人から読書の面白さを学んだと言っています。

私たちの小さかった頃と違い、今の子は手紙も書かないし。

 

そうだ!

若い子たち!

日記がわりにブログをやろう!

短い文章ではなく、インスタやツイッターではなく、写真も掲載せず、ブログで最低200文字書こう!・・・なんてね(笑) 

 

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札幌のイルミネーションはとにかく美しい

 

北海道の大学入試の苦悩

大学入試についての改革を試みたいという文部省の気持ちはわかる。

子供たちの大学入試を北海道で迎えた私としては、大学入試の最大の敵は雪!

いつもいつも入試の時は、雪が降らないように、交通機関がスムーズにいくようにと祈っていました。

願いむなしく、入試の日はいつも雪でした。

長男が高校三年生の国立大学入学試験の時は、飛行機が雪のため数日飛ばずに大変でした。

空港で泣きだすおかあさんもいました。(子供は意外に強い。泣かない。)

長女の時はセンター試験の日が大雪でした。

雪の中、雪をかきわけながら、センター試験に向かう長女の背中を見て、私は涙ぐんでしまいました。

 

大学入試、秋にやるわけにはいかないよね?(台風くるかもしれないしね。)

 

話がとっちらかった今日のブログ。

記述能力が誰よりもないのはこの私です😅😓

 

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