TBSの日曜劇場「テセウスの船」が22日に最終回でした。
私は3か月間、時には結末が知りたすぎてストレスになり、時には涙しながら、楽しませていただきました。
原作は講談社『モーニング』に連載していた漫画。
北海道出身の漫画家東元俊哉さんの作品です。
舞台は
ドラマでは宮城県になっていますが、原作の音臼村は北海道です。
北海道の方なら聞き覚えのある「音」や「臼」の地名。
音臼村というのは架空の地名です。
でも北海道には「音」とつく町や「臼」とつく町がすごく多いのです。
メジャーなところで、
あぁ、大映テレビ!
あの山下真司氏が男泣きして走っていた『スクール☆ウォーズ』の大映テレビ!
どうりで竹内涼真さんがやたら泣いていたわけだ!
タイムスリップで過去の未解決事件に挑む漫画といえば『僕だけがいない街』をすぐに思い浮かべます。
ネットでも『僕だけがいない街』と似ているという指摘があるようです。
『僕だけがいない街』も北海道が舞台でした。
原作者の三部けいさんはこれまた北海道の出身です。
『僕だけがいない街』はアニメ化された後に映画になっていますが、アニメと映画はラストが違います。
私はアニメが好きでした。
主人公の子供時代の声を土屋太鳳さんがやってらっしゃいました。
映画はすべてを解決するには短すぎた。
タイムスリップというのは、現実ではありえない話ですが、やっぱりみんな夢みるから人気があるんでしょうね。
『テセウスの船』と同じ日曜劇場の作品でも『JINー仁ー』や『流星ワゴン』もタイムスリップでした。
ドラえもんがいつか現れないかしら・・・なんて思っていた子供の頃からずっと憧れなんですよ。
タイムスリップはどうしてもツッコミどころがでてしまうけど。
『テセウスの船』も伏線回収しそこねた箇所がいくつもあったし(笑)
そしてやはり原作とは違う犯人にしましたね。
私はストレスがたまりすぎて、早い時期に漫画のネタバレを読んでしまいました~💦
来月からは、『半沢直樹』
日曜日の夜はサラリーマン向けのドラマが人気なんでしょうけど、その隙間をついた『テセウスの船』は十分見ごたえがありました。
この冬は、日曜日の夜『麒麟がくる』『テセウスの船』の2本立てで、私のゴールデンタイムでしたよ。
『テセウスの船』は殺人者の家族とマスコミにさらされて、苦難の人生を歩いた主人公が父の無実を証明するために翻弄した物語でした。
ドラマが放映されていたこの3か月間はずっと、連日コロナ騒動が報道されていました。
クルーズ船、屋形船、スポーツジム、ライブハウス、病院に従事する方々まで、世間からの目でとても辛い目にあっているそうです。
『テセウスの船』で苦しんだ主人公とコロナ騒動で苦しんでいる関係者の方とをだぶらせてマスコミの報道について述べていた意見をネットで見つけました。それがとても心に残っています。