暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

富山の昆布パン

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近所のスーパーで各地のパンフェアをやっていました。

そこで目にとまったのが富山のパンでした。

あと岐阜のコガネパンのあん巻きパンも美味しそうだったので購入しました。

 

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左が岐阜のパン、右が富山のパンです。

富山のパンは昆布パンです。

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父の生まれ故郷の地のパン屋さんで作られた昆布パン。

亡き父もそうでしたが、富山県民は昆布が大好きです。

富山は昆布の消費額が日本一です。

富山で昆布が採れるわけではありません。

昆布は国内生産の90%以上が北海道産です。

 

昆布の採集は、江戸時代から盛んになりました。

北海道で収穫された昆布は北前船によって日本海の沿岸沿いの各地に運ばれます。

その運搬を手掛けた業者には売薬業者が数多くいて、北海道から昆布を薩摩へ運び、薩摩藩琉球王朝、さらには琉球から清国へ密輸し、清国からは漢方薬の原料が輸入されたとか。

それが越中の製薬業者に売られたという流れがあったらしいのです。「昆布ルート」ともいいます。

さらに明治時代になると、北海道へ移住した富山県民が、北海道の羅臼らうすなどで昆布漁を開拓し、採れた昆布をふるさとに送ったことで、昆布の消費が拡大したのです。

 

 

北前船による交易、越中売薬との関係、北海道への移住などにより、昆布は次第に富山県民の食生活に深く浸透していきましたが、その背景には真宗王国といわれ、精進料理が盛んな土地柄があります。

昆布は産地や成熟状況によって、性質が違い、料理によって使い分けているというところが富山県民の昆布に対するなみなみならぬ思いを象徴しています。

 

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この昆布パンも米粉は富山産ですが、昆布は北海道産と明記してありました。

結局私はクリームチーズをつけて食べたので、昆布の味はかき消されました(;'∀')

 

父は富山名産の昆布巻きかまぼこが大好きでした。

よく酒の肴にしてたな~。

 

 

 

北海道には、各地で「昆布ソフトクリーム」もありますよ。 他の地域もあるのかな?

甘みと塩のコラボは美味しいです😋

クセになります。

 

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