妹が福梅を買ったそうです。
画像が送られてきました。
「懐かしいよね~、福梅。」
私にもお裾分けしてくれる予定が、あまりの美味しさに妹家族で全部食べてしまったそうです(笑)
だから私には画像だけ(;'∀')
福梅🌸目次
福梅とは
福梅(ふくうめ)とは、石川県で古くから伝わる正月の和菓子。梅の花の形をしたもの。
加賀藩前田家の第十代目藩主前田重教の時代、新春の茶席に献上されたものが正月の菓子として伝えられたのが始まりとされている。これが次第に金沢城下に広まり、やがて前田家の家紋である「剣梅鉢」(けんうめばち)が形取られた和菓子として伝えられた。
梅の花を形取った紅白の最中で、年末(12月半ば頃)から松の内の間に売り出される。
梅の形をした最中の皮の中身には、よく練った小倉餡が詰められている。また、皮の表面には蜜が塗られており、砂糖がまぶしてある。皮は白と薄紅色の2種類があり、餡の中身には日持ちさせるように水あめも練り込まれている。また、一般的な最中の柔らかさとは違い硬めに作られている。
Wikipediaより引用
私も妹も幼少期から成人するまで、金沢で過ごしました。
私の母が名古屋育ちでしたので、母は金沢で暮らすようになってから初めて福梅というお菓子を知りました。
金沢のお正月には欠かせない和菓子、福梅。
金沢では福梅は全国どこにでもあると思っていた子がたくさんいましたよ。
最中とは違って、皮も甘くて美味しいのです。
そして上品。
妹が購入したのは村上の福梅でした。
金沢の和菓子屋なら、この時期は多くの店舗で福梅を扱っています。
www.wagashi-murakami.com
紅白は演技が良いとされ、石川県の鏡餅は福梅と同じように紅白です。
リンク
金沢では当たり前のように紅白の
鏡餅が売られ、家庭で作る場合も1段はわざわざ食紅を加えてピンク色に染めた餅を使います。
金沢での紅白餅の由来は諸説ありますが、やはり藩主の前田家に関係するようですね。
結局のところ前田家が派手好きなんでしょう(笑)
私は、金沢を離れるまで、全国どこでも
鏡餅は紅白だと思ってました。
50歳になっても知らないコト
現在の妹の職場に金沢出身の人がいます。
50歳の男性。
その彼に、妹が「金沢って
鏡餅が紅白だったよね。」と言ったら、その彼は
「え!?金沢以外は鏡餅って紅白じゃないの!?」とびっくりしたそうです。
妹「そうだよ?このあたりのスーパーに売ってるのは白2段ばっかりじゃない。」
彼「スーパーに
鏡餅買いに行ったことないです。年末年始は必ず家族で金沢に帰るんで、
鏡餅も買わないです。金沢でお正月しますから。母親が
鏡餅用意してますが、もちろん紅白です。」
・・・その彼、生まれてから半世紀もの間、全国的に
鏡餅が紅白だと思っていたそうです💦
金沢でお独り暮らしのお母さま
それにしても、その彼のお母さま。
おいくつなのか存じませんが、お父さまはすでに亡くなり、金沢でずっとお独り暮らしだそうです。
子供はみんな遠方に暮らしていて。
そして今年はコロナ禍のため、おひとりで年越しだそうですよ。
どうぞお元気でお過ごしください。
私はそのお母さまはもちろん、50歳の彼のことも存じ上げませんけど。
鏡餅はいつから飾る?
28日で、「8」は末広がりで縁起がいいですから。
29日は、「9」が「苦」を連想させますし、31日に飾ると一夜飾りになってしまうため、これまたNGです。
今日、もしくは、30日から飾るというのが一般的でしょうか。
地元で当たり前すぎて、それがご当地アルアルだということに気がつかない・・・そういったことってけっこうありそう(笑)
たとえば当たり前に使っていた言葉が実は方言だったとかね。
私が
北海道弁の「そだね~」を当たり前のように使っていて、オリンピックの
カーリングで初めて「そだね~」が方言だと知ったように。