暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

ミニマリストの時代

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ
にほんブログ村

片づけ下手の私が、「部屋を片づけるための指針として」参考にしているやましたひでこさんの「断捨離」とこんまりさんの「ときめく片づけ」。多くの方がそのおふたりの片づけを参考にしていらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 
目次

やましたさんとこんまりさん

私は最初、やましたひでこさんのやり方で、家を片づけようとしました。
終活間近の私には、やましたひでこさんの片づけが向いていると思ったのです。
 
しかし、こんまりさんの本を熟読してからは、こんまりさんのやり方に陶酔していきました。
やましたひでこ著『断捨離』は台湾や中国で100万部以上売れたといいます。
しかし、こんまりこと近藤麻理恵さんの本は、世界で1000万部のメガヒットというのですから、私のようにこんまりさんに陶酔した人は多いのです。
 

ぼくたちに、もうモノは必要ない

日本でよく売れたミニマリストの本は他にもあります。
佐々木典士氏の本です。
佐々木氏は自分の家のなかを片づける作業をレポートしながら、モノを持たない生活の理想を追求します。

 

 

 
佐々木氏の提唱するミニマムな生活は、人と比較して格差をひがむのではなく、むしろ自分の今の生活を見直すべきだと啓蒙する点に特徴があります。
お金がなくても幸せになれる方法を提案してらっしゃいます。
 

 

田舎でのミニマムな生活
佐々木氏は、2016年に勤めていた出版社を辞めて、京都の田舎で独り暮らしをはじめます。
朝5時に起き、ヨガ、瞑想、日記、ブログ、原稿を書き、筋トレ、10㎞ランニング…お酒と甘い物を食べることをやめたそうです。
こうしてミニマルな生活が、一定の習慣を身につけながら自分の才能を伸ばす方向に向かっていきます。
この生活、私も憧れますね。
老後は(主人と猫さんと)こんなミニマムな生活を送りたいです。
 

ミニマリストの歴史

ミニマリズムという言葉は、20世紀初頭にさかのぼります。
ミニマリズムはその当時、政治的なスタンスを表現する言葉として用いられました。
1905年の春第1次ロシア革命に際して、ロシアではマルクス的な共産主義の理想を求める革命勢力(ロシア社会民主党)と、理想を掲げながらも実効的な政策を求める現実的な勢力(社会革命党)がありました。
このような政治の分脈で、革命勢力の側から現実的な勢力に近づいて、実行可能な要求だけを最小限に掲げる人たちが「ミニマリスト」と呼ばれました。
ミニマリズムとはつまり、革命的なマルクス主義と対比される、現実的な社会民主主義のスタンスを意味しました。
 
1980年代になると、ミニマリズムははじめて、現在のようなシンプル生活の意味で用いられるようになります。
過剰なモノを捨てて、簡素に暮らす生活スタイルが、アメリカではニューエイジの宗教とともに流行します。

日本では、「断捨離」が2010年の流行語にノミネートされます。
こんまりさんの本『人生がときめく片づけの魔法』が2011年に出版され、2015年には「ミニマリスト」が流行語大賞の候補になります。
 

まとめ

ミニマリズムは、幸せを実現するためのきっかけであり、それ以上ではありません。
ミニマリズムは人生の序章のようなものであり、その後に続く物語は各人が紡いでいくのです。
 

👇参考文献はこちらですが、この本は「お片づけの本」ではありません。

 
 
ミニマリスト」という言葉は2015年にすでに流行語大賞の候補だったんですね。
私がその言葉を知ったのは2017年、はてなブログを始めてからです。
 
ありがとう、はてなブログ