みかんとこたつとねこ。
そんな季節になりました。
母はみかんが大好きです。
みかんが美味しい季節になってきました。
母が喉を詰まらせないように、みかんを食べる時は必ず私がそばにいるようにしていますが。
母はみかんを喉に詰まらせることはないと思います。
薄皮はもちろん食べず、チュッと少し吸うだけ。もったいない食べ方してますから(笑)
今日も全身全霊で自宅介護に勤しんでいるBettyでございます。←全身全霊はウソ
今日は介護について、中国の現状について考えてみました。
13日のNHK世界のトップニュースでとりあげていた中国における少子高齢化の話題です。
目次
中国の一人っ子政策
中国で、1980年頃から始まった一人っ子政策。2016年に廃止になりました。
今度は少子化に歯止めがかからない状態が続いており、高齢化率が高まっています。
「一人っ子世代」に介護の負担が大きくのしかかっています。
動画で訴える40代の女性
番組で取り上げられていた40代女性は、一人っ子政策の元で生まれ、社会で活躍するも、両親の介護のために離職し、地方に戻ってきます。
両親をつきっきりで介護している女性は仕事に就くことができず、貯金を取り崩して生活しています。
女性は「一人っ子政策における介護の実態」を動画に投稿して、若干の収入を得ていますが、楽ではありません。
「社会がこども1人に介護を背負わせてはいけない」と訴えています。
都市部と農村部の格差
介護生活で、大きくのしかかるのは医療費です。
中国では都市部と農村部で社会保障制度に格差があります。
中国は、住む自治体によって医療負担の割合が違うのです。
医療費が15%で済むところもあれば50%かかるところもあります。
介護保険は?
ヘルパーさんにお願いすることもできません。
中国では日本のような介護保険が始まっていないのです。
ヘルパーさんを頼むのなら、全額自費になります。
民間の保険を利用できるのは、経済的に余裕のある人だけです。
習近平首席の課題
少子高齢化が急速に進む中国。そのスピードは日本以上でしょう。
中国の地域の実情を理解して社会保障制度を整えていく必要があります。
16日から開かれる中国共産党大会。習首席の異例の3期目入りが予想されていますが。
習政権はその社会保障の整備をどこまで重視しているのか課題になりそうです。
少子高齢化は、もちろん日本においても深刻な課題です。
「キャッチ!世界のトップニュース 中国の少子高齢化」は、NHK+で10月20日㈭午前10:54まで視聴することができます。