人間は1週間寝たきり状態になると15%の筋力が低下し、3~5週間で50%もの筋力が落ちるといわれています。
これは高齢者だけでなく若者にも現れる症状ですが、実際には「廃用症候群」の症状を訴えるのは高齢者がほとんどです。
「廃」って漢字がなんだか嫌ね。
目次
弱ってしまった母だけど
一時期、母がかなり寝てばかりいる状態が続きました。
8月に、利用している施設がコロナクラスターのため、通うことができなくなったのが原因かと思われますが、ディに通えないからと、母を運動(歩かせたり、マッサージしたり)させなかった私に責任はあるでしょう。
Bettyさん、べつに反省してる様子はないけど?
訪問リハビリ
週に1回の訪問リハビリが始まりましたし、私も意識して毎日教わった運動を母に促しています。
座ったり立ったり。
手を握ったり。
指を握る。
ハイタッチをする。
ペットボトル(500㎖)を持って上げたり下げたり。
声を出して笑う。←おまけ(笑) 笑うことを促しているわけではないのに、リハビリ中、母はずっと笑っています。笑うことも母には運動。
そういったことすべてが、96歳にとっては運動。
訪問リハビリはありがたい。
リハビリ中、ずっと母が笑っていてくれるのも嬉しい。
本当は、自宅での訪問リハビリより、ディに1日行ってくれる方が私としては助かるのですが、専門家のリハビリの力を信じて、頑張って続けていこうと思います。
不死鳥のように蘇る96歳?
母はベッドで寝てしまうと、起き上がらせるのに一苦労です。
起き上がってしまえば、最近はわりと長く椅子に座っているようになりました。
廃用症候群から回復するために要する期間は、廃用症候群になっていた期間の数倍にわたると言われ、1度なってしまうと回復するのは困難になります。
母は過去に、転倒により何度か「寝たきり状態」になりました。
しかしそのたびに不死鳥のように蘇り、整形外科の先生に「Bettyさんのお母様は不死身です!」と驚かれたものでした。
しかし、96歳の現在ではそれもだんだん難しくなってきますね。
通院すら重労働
昨日は、通院の日でしたので、すぐ近くの診療所に歩いて連れて行きました。
わずか280メートル。←Googleマップで調べた
帰り道は下りですが、母はヘロヘロになり、マンション入り口に到達した時は倒れ込んでしまいそうでした。
歩いての通院も限界かもしれません。
次回は車椅子での通院かなぁ。
まとめ
通っている老健でのディケアサービスでもリハビリの時間はあります。
しかし、マンツーマンではありませんし、母の状態をきちんと理解して母に見合った運動を提供してくださる訪問リハビリに期待したいです。
私としては、96歳の母に今よりもっと元気になってほしいと思っているわけではなく、とにかく今の状態を維持していきたいのです。