いつかは、施設にお世話になるだろう。
いよいよになったら、病院に入院するだろう。
母と同居して6年と少し、ずっとそう思っていました。
しかし、なんとか最期まで自宅で母を介護することができました。
目次
家で看取ると病院よりお金がかかる?
『わが家で最期を』では自宅での看取りについて、費用に言及していました。
千場純氏は、「介護費用も含めて、在宅医療費の負担は通常、入院療養費を上回ることはありません。」と断言しています。
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私の母は要介護2でした。
その費用はいくらだったでしょうか。
亡くなる1か月前を見ていきます。
介護レンタル
最期までレンタルしていたのは、車椅子、車椅子のクッション、介護用ベッド(エアマット)、トイレの手すりでした。
介護ベッドを利用する前のレンタル料金は手すりや車椅子などで1か月1,500円前後でした。
介護ベッドは高いので介護ベッドを利用するようになって、レンタル料金は1か月1,848円。
結局介護ベッドを借りて1か月ちょっとで母は亡くなってしまったのだけど。
ディケアサービスとショートスティ
コロナを機に、それまで週に3回通っていたディケアサービスを週に1回に減らしました。
亡くなる3日前もディケアサービスに行っていました。
その1週間前は、2泊3日のショートスティにも行っていました。
ショートスティは月に1回利用していました。
それらに30,000円ほどかかっていました。
訪問リハビリ
週に1回、訪問リハビリを利用していました。
1割負担で、1回792円でした。
月4回だと3,168円。
訪問診療
月に2回、訪問診療をお願いしていました。
在宅診療では定期的な訪問診療に対して、①「在宅患者訪問診療料(医師が患者宅を訪ね、診察する料金)」と、24時間対応での緊急連絡および必要時の往診または訪問看護を受けるため、②「在宅時医学総合管理料」と呼ばれる費用がかかります。
仕事とはいえ、24時間対応してくださるお医者様には感謝しかありません。
訪問診療を利用したおかげで、母を自宅で看取ることができました。
まとめ
母の自宅介護は、年金の範囲内で、十分すぎるくらいに賄える費用でした。
これ以外に訪問入浴やヘルパーさんをお願いすると、もっと費用は高くなるでしょう。
病状や要介護などあくまでケースバイケースです。
自己負担1割はありがたいです。