暮らしと勉強 Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。実家の片づけと空いた時間の勉強をメインに綴っていきます。

豊田市の寺のふすま絵から古文書が大量に見つかったってよ

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皆さま、🎄メリークリスマス✨

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クリスマスとは全く関係のないニュースで、私はワクワクしています。

 

愛知県豊田市にある守綱寺で大量の古文書(こもんじょ)が発見されたというのです。

今日は古文書について語らせてください。

 

目次

 

長屋王の呪い」覚えてますか?

2300点あまりの古文書発見。これだけ大量の古文書発見って、奈良県奈良市で1988年に長屋王邸宅跡から大量の木簡が発見された・・・というほどの大発見ではありませんが、それでも江戸時代の古文書がたくさん見つかるなんて興奮するじゃないですか。


まずは長屋王邸宅跡から発掘された木簡について説明させてください。

奈良そごうを建設するにあたって実施された長屋王邸宅跡での発掘調査で、4万点もの木簡が発見されたのです。

そごう開業前に「(長屋)王の霊を鎮めるほこら」がつくられたのですが、王の苦しみや悲しみ悔しさは鎮まることはなかったのか、奈良そごうは2000年に倒産。

その後引き継いだイトーヨーカドーも閉店に追い込まれています。

それもこれも長屋王というのは権力を得ようとした藤原氏によって、謀反の疑いをでっち上げられ、729年に自害に追い込まれたという悲劇の王なのです。

 

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守綱寺からの古文書発見

長屋王の呪いはともかく、長屋王邸宅跡から発見されたのは木簡です。

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今回豊田市の守綱寺で発見されたのは古文書。

守綱寺は徳川家の重臣渡邉守綱菩提寺です。

本堂にある狩野派の絵師が描いたという「松に禽鳥図」という8枚の襖絵の修復作業中に、その下張りから2300点あまりの古文書が見つかりました。

昔は紙が貴重品で、紙を使いまわすのは珍しいことではありません。

帳簿や証文などの紙を再生紙のようにリサイクルして下張りに使っていたのでしょう。

その帳簿や証文が江戸時代初期の貴重な資料になるのです。

襖絵を残していた渡邉家は、尾張徳川家を支え、将軍家とも関係があった家柄です。

 

江戸時代にボーナス?

その中には、「仕着代・鼻紙代」という12月に支給される今でいうボーナスの明細のような古文書も含まれていました。

へぇ。

江戸時代にボーナスってあったんですね。

その古文書によると、台所方の下級武士に、ひとり当たり3両あまり、今でいう7,80万円の支給だそうです。

なかなかの一流企業じゃん(笑)

 

大根は高い(笑)

そうかと思えば、大根購入の明細書も見つかりました。

愛知県清須市の作右衛門さんから、大根135本を1貫500文で購入したという記録があったのです。

1貫500文は8万円くらい。

漬物を作るために11月に購入したようですが、大根135本が8万円は高い。

作右衛門さん、ボロ儲けじゃのう。

 

私が見たことのある実際の江戸時代の古文書

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これは、大学の先生が個人で所有している古文書です。

コピーではありません。実物です。

寛永21年(1644年)7月18日の日付があります。

松平新太郎(池田光政本多忠刻千姫の娘婿)に宛てた書状です。

これは徳川家光の時代でしょうか。

Wikipedia

『池田家履歴略記』正保二年二月の記事中に

「去年(正保元年)東叡山の開山天海増正を以て東照宮備前に勧請し、城郭の鎮守と祝し奉らんことを将軍家(徳川家光)の御内聴に達せられしが、今年六月一日僧正より返答あって、同二日(池田光政が)酒井讃岐守(大老)の許へ参り給い、御勧請の事仰せあれば、(酒井は)貴殿の志は尤なれども、以後国々残りはなく願はれ、心にもあらぬ事に成行き候はんは如何也、さればいかに軽く御造営然るべしと答られける。烈公(光政)大に悦せ給い、やがて備前に帰られ其用意あり、七月九日諸役を命ぜらる。」とあった。

とあります。そのくらいの時代ですね。

 

古文書は一般人でも簡単に手に入れることができる

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この阿部対馬守重次と阿部豊後守忠秋と松平伊豆守信綱の花押まである古文書。

なんと先生はヤフオクで5万円で購入したそうです。

え~?

これって本物なの?と疑わしくなってしまいます(笑)

先生も「5万円ならたとえ騙されたとしても諦められる金額だから、落札したw」とおっしゃってました。

 

古文書はこんなに面白い

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