暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

天下人徳川家康が愛した眺望と米倉忠仰の陣屋

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昨年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条義時は後半、どんどんダークサイトに落ちた主人公になりました。

友人は「今までの大河ドラマの主人公で悪人っていなかったよね。」と言っていましたが、私の記憶の中で、『元禄太平記』の柳沢吉保石坂浩二氏演)と『草燃える』の前半主人公源頼朝(これまた石坂浩二氏演)はかなり憎まれ役ではなかったかと思い起こされます。

花の生涯』の井伊直弼はどうだったのかな。私は観ていないからわかりません。2月4日㈯に放送されたNHK大河ドラマが生まれた日」で井伊直弼を主人公にした『花の生涯』の制作秘話が描かれていました。3月12日㈰NHKBSプレミアムで89分特別版が放送されました。

 

 

目次

 

徳川家康が愛した眺望

今年の大河ドラマ『どうする家康』の主人公徳川家康

慶長5年、徳川家康は鎌倉から金沢を経て(現在の横浜市金沢区)江戸に入りました。

金沢で円通寺に立ち寄り境内山頂から金沢を眺望し絶景に満足したそうです。

 

米倉陣屋敷跡

横浜市金沢区に米倉陣屋敷跡があります。

米倉忠仰よねくらただすけ享保7(1722)年に下野国(栃木県)皆川から武蔵国久良岐くらき郡社家分村六浦むつうら(現在の横浜市金沢区)に移した陣屋です。

北条家臣団の間宮家や伊丹家や朝倉家の安土桃山時代の退転や帰農後、江戸幕府の大名として幕末まで存続した柳沢分家の六浦藩主米倉家の陣屋敷。史跡としては階段のみ現存です。

 

現在は、米倉家の殿様のご子孫が六浦陣屋跡に移住していらっしゃるとのことで、無断撮影禁止ということですが、階段は江戸時代からの物だそうです。

階段の画像はイメージです

 

米倉忠仰

横浜市域唯一の大名として幕末まで存続した柳沢分家の六浦藩主「米倉丹後守」。

米倉忠仰は下野国皆川藩4代藩主、武蔵国金沢藩(六浦藩)初代藩主です。

武蔵国久良岐郡社家分村六浦に置かれた譜代小藩、金沢藩。1万2000石。

忠仰は、5代将軍徳川綱吉側用人として仕えた柳沢吉保の六男として誕生しました。

宝永3年2月1日。西暦なら1706年3月15日。317年前の今日です。

 

下野国(栃木県)皆川藩1万5000石だった米倉忠仰は、享保8(1723)年に六浦に陣屋を移し、藩名が金沢藩になりました。明治3(1870)年六浦藩に改称(加賀の金沢藩との混同を避けるため)、71年廃藩、六浦県を経て神奈川県に編入されました。

 

おまけ~「大奥」での柳沢吉保

米倉忠仰の父、柳沢吉保は憎まれ役で描かれることが多いです。

男女逆転パラレル江戸時代を舞台にしたNHKドラマ「大奥」で柳沢吉保を演じられたのは倉科カナさん。

綱吉編のラストでは、倉科カナさんの演技が強烈すぎて、全部持ってかれたような。

 

 

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「大奥」の原作はよしながふみさんの漫画。

漫画でも大河ドラマでも、そしてゲームでも、今歴史はいろいろな角度と素材から学ぶことができますね。