NHK朝ドラ『エール』から流れてきた讃美歌「いつくしみ深き」♪
それを聞いていた母が、テレビの歌と合わせて一緒に大きな声で歌い始めました。
精神状態を安定させ、五感を駆使させる音楽回想療法はいいですね。
とくに母のような音楽好きには。
気軽に始められますし。
今週から始まった『エール』では、母が好きそうな曲がたくさん流れてきそうで楽しみです。
「
母世代にはとても馴染みのある作曲家なのでしょう。
第1話ででてきた「長崎の鐘」も母は大好きです。
藤山一郎氏のCDに入っています。
森山直太朗さん演じる藤堂清晴先生は、遠藤喜美治氏がモデルではないかといわれています。
主人公古山裕一(古関裕而)の小学校時代の恩師です。
藤堂先生が今日『赤い鳥』について生徒たちに言いました。
赤い鳥・・・「翼をください」じゃないですよ。
大正7年7月に、明治の巖谷小波童話から抜け出た小川未明童話を、更に大きく踏み出して、鈴木三重吉の主宰する『赤い鳥』が創刊されました。
明治以来の多数の賛同作家や執筆家が相集まり、殊に三重吉の綴方運動、北原白秋の口語自由詩運動は日本の児童文学史に一時期を画するものでしたが、ここにもまた大正期のデモクラシーや人間主張的な繁栄が窺われました。
藤堂先生、音楽が好きでとても研究熱心で、今日の物語では子供たちに作曲を宿題にします。
これは綴方運動、口語自由詩運動の音楽版といえるかもしれませんね。
半年間、母の歌える曲がたくさん流れればいいなと期待しています。