友人から掘ったばかりのタケノコをいただきました。
タケノコは堀ってすぐに下処理した方がいいんですね。
収穫直後からどんどんアクが増し増しになっていきますので。
しかし。
我が家にアク抜きに使う米ぬかがない。
無洗米を使っているので、米のとぎ汁もない。
でも重曹がありました!
賞味期限を見ないふりして、この重曹を使って、タケノコのアク抜きをします。
目次
下準備
軽く洗って、タケノコの外側の皮を数枚剥きます。
すべての皮を剥くのではありません。
タケノコの皮にもアク抜きの作用があるからです。
切れ目を少しいれて、穂先をカットして、根元も少しカットして、大鍋にドボンです。
茹でる
ネットで調べると水1000㎖に対して、重曹は小さじ1。
私は水を2000㎖使いましたので、重曹を小さじ2入れました。
鷹の爪を入れるらしいのですが、あいにく鷹の爪はなかったので、糸切り唐辛子をひとつかみ入れてみました。こんなんでいいのか❓(笑)
アクよ、出ていけ。
調理
煮物にしようと思ったのですが、炊き込みご飯が大好きなので、筍ごはんにしました。
うわぁ~、新鮮なタケノコで作った筍ごはん、めちゃめちゃ美味しいです!
タケノコと一緒に木の芽もくれた友人、ありがとうございます。
タケノコの思い出
北海道に竹やぶはありません。
タケノコといえば、細竹の子なのです。
なので、大きなタケノコを丸々1本処理したのは、この年齢になって初めてでした。←いいわけだけど。
父の富山の生家には竹やぶがあって、その生家から春になるとタケノコをたくさんもらってきました。
母は一生懸命アク抜きしていましたっけ。
母はタケノコ、そしてワラビやぜんまいも重曹でアク抜きしていましたね。
その話を母にしても、「そうだったっけ❓❓❓」とすっかり忘れています。
母の記憶の中で、北陸での暮らしはほとんど消去されているから(笑)
母の懐かしい思い出は、すべて名古屋の幼少期~結婚前なのです。
タケノコの皮に梅干し(酸っぱいやつが美味しいらしい)を挟んで、チュッチュッと吸うお菓子を昔、向田邦子さんのドラマで見たことがあります。
樹木希林さんが演じていたっけ。
タケノコの皮で唇を切ってしまいそうだけど。