暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

マインド・ワンダリングとは

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ
にほんブログ村

マインド・ワンダリングという言葉をご存じでしょうか。

私は最近読んだ本で初めて知りました。

読者登録させていただいているブロガーさんの記事で薦められていた本です。

 
目次

マインド・ワンダリングとは

マインド・ワンダリングとは、今現在行っている課題や活動から注意がそれて、それとは無関係な事柄について思考が生起する現象です。
 
端的に言えば、「考えが中心的なテーマからそれて、飛躍してしまうこと」です。
 
一般的なマインド・ワンダリングの例として、たとえば授業中に気がついたら違うことを考えているような「心ここにあらず」の状態です。
これは多かれ少なかれ、身近な日常現象です。
 
「運転中に🚙違うことを考えている」などというマインド・ワンダリングで交通事故を起こして救急搬送されるなんてことになると、命の危険が伴います。
実際、マインド・ワンダリングしている時はそうでない時に比べ、急な出来事への反応時間が遅くなること、スピードを出しやすいこと、車間距離が短くなりやすいこと、などが実験で明らかになっています。
 

マインド・ワンダリングの評価スケール

私は自分自身マインド・ワンダリングがかなり強い方ではないかと思っています。
「マインド・ワンダリング」の評価スケールで分析してみます。
 
下記の5項目について、「1:全くない」「2:めったにない」「3:あまりない」「4:たまにある」「5:頻繁にある」「6:常にある」の6段階で回答します。
 
単調な作業
単調な作業に集中し続けることが難しい。
私はこれは大丈夫だと思います。
けっこう「凝り性」な部分があります。←凝りすぎるのもどうかと思うけど😅
 
書類や本
書類や本などを読みながら、他のことを考えたり、ぼんやりして、もう1度読み返す。

f:id:Betty0918:20220222124930p:plain

あるある。

これ、たまにですが、私やります。

なので、あまり興味ない本だと、何度も読み返すことになり、時間がかかります。

 

注意力散漫

物事を行うのに十分な注意を払わない。

あるある。

かなりある。

 

先日もお花屋さんの店頭にて。

お花を買おうと思って、最初オレンジの花アレンジを手にとったのですが、やはりピンクにしようと思って。

取り換えようとしたら、オレンジの花アレンジを置く時に倒してしましました。

f:id:Betty0918:20220222125344j:plain

水がこぼれてしまい、お花屋さんにご迷惑をおかけしました。

お花屋さんは、嫌な顔ひとつせず「すみません、私がお水を入れすぎちゃったんですよ。」と逆に自分のミスのような言い方をして、「(水がこぼれたことを)すぐに教えていただきありがとうございます。」と御礼まで言ってくださいました。

 

人の話

人の話を聞きながら、気づいたら何か他のことを考えている。

たまにある。

普段のおしゃべりではそんなことありませんが、講演などを聞いていると「あ、ぜんぜん聞いてなかった」なんてことあります。

 

仕事や授業

仕事中や授業中に別のことを考えてしまう。

f:id:Betty0918:20220222130944p:plain

あるある。

学生時代なんて、いつもそうだったから、成績は散々😓

 

仕事はそこまでひどくなかったけど、ぼんやり違うことを考えることはあった。

 

マインド・ワンダリングのポジティブな部分

私は空想癖がそこそこ強く、たとえば『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーなんかもマインド・ワンダリングが強いかもしれませんね。

 

マインド・ワンダリングは、負の側面を持つ一方で創造性との関連が深く、ビジネスにおける「企画」の段階においては、重要な役割を持っています。

さらに実務においても、重大なピンチの状態では、飛躍した発想が救いをもたらす可能性が大きいとされています。

 

残念ながら、私は「企画力」も「発想力」も優れているとはいえませんでしたが。

企画するのは、嫌いではありませんでしたが、それが実践に繋がったことはあまりなかった😞

 

加齢とマインド・ワンダリングの関係

興味深いのは、加齢による変化です。

マインド・ワンダリングは老化によって減少するのです。

注意力散漫や集中力欠乏などを考えると、老化とともにマインド・ワンダリングは増加するのかと思ったのですが、実は多くの研究が反対の結果を示しているのです。

つまり、マインド・ワンダリングの増減にはワーキングメモリや遂行機能以外にも、他の要因が関連することが考えられるのです。

高齢者は、現在進行形の心配事や懸念が少ないため、これらに関するマインド・ワンダリングが減少し、全体のマインド・ワンダリングの頻度が低下する可能性があるということです。

 

 

マインド・ワンダリングの研究はまだまだ発展途上中。

本をもっと掘り下げて、考察していきたいです。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ
にほんブログ村