マインド・ワンダリングという言葉をご存じでしょうか。
私は最近読んだ本で初めて知りました。
読者登録させていただいているブロガーさんの記事で薦められていた本です。
マインド・ワンダリングとは
マインド・ワンダリングの評価スケール
単調な作業
書類や本
あるある。
これ、たまにですが、私やります。
なので、あまり興味ない本だと、何度も読み返すことになり、時間がかかります。
注意力散漫
物事を行うのに十分な注意を払わない。
あるある。
かなりある。
先日もお花屋さんの店頭にて。
お花を買おうと思って、最初オレンジの花アレンジを手にとったのですが、やはりピンクにしようと思って。
取り換えようとしたら、オレンジの花アレンジを置く時に倒してしましました。
水がこぼれてしまい、お花屋さんにご迷惑をおかけしました。
お花屋さんは、嫌な顔ひとつせず「すみません、私がお水を入れすぎちゃったんですよ。」と逆に自分のミスのような言い方をして、「(水がこぼれたことを)すぐに教えていただきありがとうございます。」と御礼まで言ってくださいました。
人の話
人の話を聞きながら、気づいたら何か他のことを考えている。
たまにある。
普段のおしゃべりではそんなことありませんが、講演などを聞いていると「あ、ぜんぜん聞いてなかった」なんてことあります。
仕事や授業
仕事中や授業中に別のことを考えてしまう。
あるある。
学生時代なんて、いつもそうだったから、成績は散々😓
仕事はそこまでひどくなかったけど、ぼんやり違うことを考えることはあった。
マインド・ワンダリングのポジティブな部分
私は空想癖がそこそこ強く、たとえば『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーなんかもマインド・ワンダリングが強いかもしれませんね。
マインド・ワンダリングは、負の側面を持つ一方で創造性との関連が深く、ビジネスにおける「企画」の段階においては、重要な役割を持っています。
さらに実務においても、重大なピンチの状態では、飛躍した発想が救いをもたらす可能性が大きいとされています。
残念ながら、私は「企画力」も「発想力」も優れているとはいえませんでしたが。
企画するのは、嫌いではありませんでしたが、それが実践に繋がったことはあまりなかった😞
加齢とマインド・ワンダリングの関係
興味深いのは、加齢による変化です。
マインド・ワンダリングは老化によって減少するのです。
注意力散漫や集中力欠乏などを考えると、老化とともにマインド・ワンダリングは増加するのかと思ったのですが、実は多くの研究が反対の結果を示しているのです。
つまり、マインド・ワンダリングの増減にはワーキングメモリや遂行機能以外にも、他の要因が関連することが考えられるのです。
高齢者は、現在進行形の心配事や懸念が少ないため、これらに関するマインド・ワンダリングが減少し、全体のマインド・ワンダリングの頻度が低下する可能性があるということです。
マインド・ワンダリングの研究はまだまだ発展途上中。
本をもっと掘り下げて、考察していきたいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。