江戸時代に建てられた建物で、国の重要文化財に指定されている東京大学の赤門の耐震性を評価するため、東京大学の研究グループは振れを計測する装置を設置して本格的な調査を始めています。
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東京大学の赤門
東京大学の赤門は文政10(1827)年、今から195年前に加賀藩が今の東京文京区にあった屋敷の門として建てたもので、高さおよそ9mあり、国の重要文化財に指定されています。
加賀藩を収めていた前田家
加賀藩(現在の石川県)を治めていたのは前田家です。
鎌倉文学館
前田家代15代当主前田利嗣氏が建てた和風建築の別邸(明治43年に焼失、再建されるも関東大震災で倒壊、後に前田利為氏が建て直して現在に至る)は、現在鎌倉文学館です。
この建物は月9ドラマ『ミステリという勿れ』のロケ地でした。
東寺百合文書
また、それから遡ると、加賀前田藩は江戸時代初期に
古代・中世の政治・経済・宗教史研究の必須史料を、その加賀藩主前田綱紀が、1685年整理、筆写した際に保管用霧箱を100個寄付しました。
藩祖前田利家
加賀前田藩の第一代当主は前田利家。
大河ドラマでは『利家とまつ』の唐沢寿明さんがイメージでしょうか。
私は現在BSプレミアムで再放送されている『おんな太閤記』の滝田栄さん演じる前田利家が好きです。
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加賀藩の文化政策
ただ五代藩主前田綱紀の軍積や武具を検証すると直接的な武力による決戦も視野に入れていたことが垣間見えるようです。
熊本城は、2016年の熊本地震で大きな被害を受けました。
首里城は2019年に火災で焼失しました。
文化財はわが国の歴史。
貴重な私たちの財産です。