先日の夜中12時頃。
私は寝ていたのですが、母がやってきまして。
「ちょっと、私のごはんはどうなってるのよ。」と怒ってます。
高齢者アルアルの「ごはん食べさせてもらってない」妄想です。
そこまではよかったのですが、母の恐ろしい発言に背筋が凍る思いでした。
「ごはん作ろうと思ったけど、ガスが点かない。」と言うのです。
きゃ~~~。
キッチンのガスを点けようとしたのですか!
わが家のガスコンロは、5年前に取り換えており、母が台所仕事をしていた頃とはコンロの仕様が違います。
新しいコンロになってからは、母は点火したことがありません。点火のやり方もわからないはずです。
もちろんロックもかけてあります。
なので、大事には至らないはずなのですが、さすがにびっくりしました。
時々ロックすることを忘れることもありますので、十分に注意したいと思った一件でした。
私の父方の祖母は102歳の長寿でした。
しかし80代の終わり頃から、足腰が弱り、歩けなくなりました。
それでも、這ってでも、台所に行ってガスを点けようとしました。
長年台所仕事をしていた祖母は、その任務を遂行しようと必死だったのです。
危ないので、それを機に祖母は施設にお世話になることになりました。
「女性って、台所の仕事をしなきゃ!って思っちゃうんだよね。危ないわ。」と友人に話したところ。
舅さんを自宅介護している友人が「ウチのおじいちゃんは、台所には行かないけど、庭の草を燃やそうとして、マッチを擦るけど(笑)」だって。
怖い怖い(◎_◎;)
マッチもチャッカマンも隠してあるそうです。
火の用心!
介護してらっしゃる皆様。
いろいろな苦労がありますよね。
時には手をぬくことも気をぬくことも大切ですが、安全だけは、しっかりと守っていきましょう。