2022年10月21日放送のNHK『チコちゃんに叱られる』では、焼き芋に着いての検証がありました。
サツマイモを生のままかじっても甘くないのに、味付けを全くしていない焼き芋はなぜ甘いのか?という疑問についての考察です。
目次
焼き芋と茹で芋
今週はお孫ちゃん宅でお世話ヘルプをしている私です。
1歳とちょっとのお孫ちゃん。
お孫ちゃんは、二女の旦那様のお母様(大ママ)が作ってくれた焼き芋に大喜びでたくさん食べました。
この話を聞いた私は、「お孫ちゃんは🍠サツマイモが好きなんだな!」と思い、お孫ちゃんが持ちやすいように、スティック状にしたサツマイモをたくさん茹でました。
しかし、撃沈😞
お孫ちゃんは「茹でたサツマイモ」はお気に召さなかったようで、食べてくれませんでした。
二女に「皮ごと調理することで、サツマイモは美味しくなるんだよ。皮を剥いて茹でたってだめ。」と怒られました💧
『チコちゃんに叱られる』での検証~焼き芋はなぜ甘い?
サツマイモの中にはデンプンがありますね。
デンプンは炭水化物で、サツマイモの場合水分を覗くと9割を占めています。
カギを握るのは熱です。
熱を加えるとアミラーゼが活発に働きます。
熱するとアミラーゼがデンプンを分解して麦芽糖ができます。
麦芽糖は水飴と同じ成分です。
麦芽糖は甘いよね。
サツマイモは、熱することによって、麦芽糖と同じ成分の甘さがでるから、甘い焼き芋ができあがるのです。
噛めば噛むほど甘くなるごはん
ごはんを食べる時、噛み続けると甘くなりますね。
これは米のでんぷんが唾液のアミラーゼと反応して麦芽糖ができる現象と同じです。
美味しい焼き芋を作るには
電子レンジで作る焼き芋は、焼き芋さんの作る焼き芋のようには美味しくありません。
それはなぜ?
アミラーゼには活発になる温度帯があります。
美味しい焼き芋を作るためのベスト温度は65℃~75℃。
電子レンジの場合は温度がすぐに高くなりすぎてしまうのです。
番組で紹介していた家庭で作る美味しい焼き芋
まずはサツマイモをキッチンペーパーで包みます。
そのサツマイモを水で濡らし、アルミホイルで巻いて、トースター200℃で30分以上(できれば120分)焼くとかなり甘味がでます。
スイートポテトにした
私は結局スイートポテトにしました。
お孫ちゃん用には砂糖抜きです。
シルクスイートを使ったので甘味があり美味しいですよ。
お孫ちゃんも食べてくれました😁✨✨
10月21日㈮放送の『チコちゃんに叱られる!』は、NHK+で10月28日㈮午後8:42まで視聴できます。