2023年度の「世界幸福度ランキング」で1位になったのは6年連続でフィンランドでした。
日本は47位。
フィンランドの教育は国家プロジェクトでもあるから、教育費はすべて無償。
教材費も給食費も無償。
国が子育て世代を支えることで、格差やそこから生まれる差別も生じにくくなっています。
その結果、国民は自由と平等の権利を享受して、幸福度が高まっていきます。
「税金を払うことは全く嫌ではないよ。だって自分に返ってくるんだから。」と言い切るフィンランド人に感じるゆとりは、元を辿れば無償の教育から始まっているのかもしれません。
幸福と権利と教育が好循環でループしているのです。
しかし、そんなフィンランドの給食、たとえばある日のメニューはシチュー、オートミール、バナナ、クネッケ(カリカリの薄っぺらいパン)とライ麦パン、そして牛乳。
おかわりは自由。
フィンランドの給食、美味しそうではあるけど、日本の給食のイメージは、野菜やタンパク質などが豊富な、プロが考えぬいた栄養バランスが緻密なメニュー。
日本の給食はすごい。
いや、私が給食を食べていた1970年代は、栄養はともかく味はイマイチではあったけど。
日本の給食というより、日本の食文化が素晴らしいのかもしれません。
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