暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

母との介護生活において

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母の自宅介護をするようになって、早3年半。

転倒して腰を痛めたり、今はコロナのためディサービスを休んでいたり、いろいろ大変なこともありましたが、今の健康状態であれば、自宅での介護もなんとか頑張れそうです。

そんな介護のお話を今日は久しぶりにさせてください。

 

目次

 

認知予防に良い食事

認知予防に良いとされる食材は、いろいろありますが、結局私たちが普段心がけている食事でしょうか。

青魚だったり、大豆製品だったり、野菜だったり。

あとは「オレイン酸」が含まれているオリーブオイルや、意外なところではコーヒーも血流がよくなり脳内の神経伝達を円滑にし、認知機能の低下を防ぐ効果が期待できるそうです。

 

睡眠に影響が出るのは困るので、母には毎朝1杯のコーヒー。

血圧が高い私も、母と一緒に朝1杯だけコーヒーを飲みます。働いていた頃は休日など1日5杯くらい飲んでいたんじゃないだろうか(-_-;)

 

我が家にはサラダ油がなく、玉子焼きを作る時などはオリーブオイルを使っています。

 

 

食事に関して好き嫌いの多い母は、野菜や大豆製品はほとんど食べません。

 

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ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用をもつビタミンが認知症予防に効果的

大豆は食べませんが、きな粉を使ったお菓子が母は好きなので、時々買っています。

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越後製菓の「ふんわり名人きなこ餅」、友人からもらってから私もやみつきになりました。美味しいです。

 

あとは毎日食べてるカルシウムせんべい。

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認知予防というより、骨折予防にカルシウムは大切です。

小魚もチーズも嫌いな母の大切なカルシウム摂取食品です。

味も美味しい。

 

 

母のせん妄

先日、朝起きたら、母にせん妄が起こりました。久しぶりでした。
「電話があったの。保育園に早めに送っていかなきゃならないの。」
これは時々朝言うことがあります。
私も妹も幼稚園に通っていましたが、保育園に通ったことはありません。
おそらく母が保育園に送っていかなくちゃと思ったのは、孫(妹の子どもたち)のことでしょう。
 
近所に住んでいる妹は、結婚後、出産後も、フルタイムで仕事を現在に至るまでずっと続けており、3人目が生まれた後は、母が近所に引っ越してきました。
それで、時々(頻繁に)子供たちを預かっていたのです。
その時期は父も存命でしたが、老夫婦に3人の男の子を預かったり世話をするのはとても大変だったのでしょう。両親は男の子を育てたことがありません(-_-;)
その時の記憶が今もしっかりと残っており、母は時々保育園に送っていったり迎えにいったりという夢を見て、せん妄を起こすのです。
 

輝かしい過去が心に残っている

友人が仕事の関係で、高齢者施設を訪れます。
そこでの男性高齢者との会話。
 
男性高齢者「今日はね、朝から会議で忙しかったんだよ。」
友人「(会議?ナンノコッチ)それは大変でしたね。どんな会議だったんですか?」
男性高齢者「お風呂に入ってね、それからご飯を食べたんだ。」
友人「(それはただのディサービスだろ💦)良い会議ですね。お疲れになったでしょう。」
 
その男性高齢者は、東大を出られて大きな企業に長く勤めていたそうです。
昭和の頃に、バリバリと働き、会議も盛んにやっていたのでしょう。
その頃は忙しかったのかもしれませんが、男性の中に輝かしい経歴として脳内に刻み込まれているんですね。その忙しさが自慢だったのでしょうね。
こんな輝かしい過去が記憶から顔を出し、高齢になった今も現実の生活に投影されることで、幸せな気持ちになれているのかもしれません。
 
話しを上手に合わせられる友人はさすがです。
 

高齢者を褒める

ちょうど1年前チャーコ (id:harienikki)さんに教えていただいて購入した「なぜ、『回想療法』が認知症に効くのか」という本が、私の介護のバイブルになっています。
 
 
その中に「高齢者を褒める」という言葉がありました。
子育て中に子供を褒めることはできても、自分の親を褒めるというのはなかなかできません。
しかし高齢者が自画自賛する瞬間が必要なのです。
高齢者自身が「自分はすごい」と思えるものをみつけて、本人を奮い立たせるのです。
「昔の話をきかせて」と言うと、高齢者は喜んで話すでしょう。
そして止まらなくなります(;'∀')
 
母は編み物が得意
母は編み物が好きで、たくさんのセーターを編みましたが、それを褒めると「私がこんなに器用なのに、アンタはダメねぇ。」と矛先が私に向いてくるので、これはあまり好きじゃありません。
私が嫌な気持ちになります(笑)
面倒なので、既製品のセーターを見せて「これは私が編んだのよ。お母さんが教えてくれたの。」と嘘をつきます😅
 
母は歌う
母はとても歌が好きなので、今はYoutubeで昔の歌を流すと母は歌いだします。
94歳なのに、私より耳もよく聞こえ、声も出ます。音程も狂いません。びっくりするほど歌詞も覚えています。たくさんの歌を知っています。
そんな母の歌を褒めると、母は機嫌よく歌い続けます。
ディを休んでいるので、運動不足なのですが、歌うことで疲れるようです。
夜ぐっすり眠ってくれる日が多くなりましたよ。

www.betty0918.biz

 

昔の映画をAmazonプライムで探して、📺テレビに接続することもできるし、Google  Chromecast(クロームキャスト)買って本当に良かったです。母にお金を出してもらえばよかった(笑)

 
 

まとめ

要介護2の94歳の母は、自分でトイレに行き(リハパンは履いてるけど)、自分でご飯を食べること(普通食)ができるので、私は楽をさせてもらっています。
北海道にいる義父は、今まで要支援だったのですが、今回要介護1を勝ち取ることができたと主人から🎊くす玉のスタンプと一緒にLINEがきました(笑)
義父は、認知はほとんどありません。しかし足が元々悪いために思うように動けなくなったことが要介護1の勝因でしょう。
 
 
今1番心配なのは、コロナのことですね。
一緒に暮らす長女がコロナに感染して無症状だったら。
もしも私がコロナに感染してしまったら。
私が入院したら。
 
ハナちゃんのお世話はどうしよう!?

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…じゃなくて。
 
ハナさんは大丈夫。
受け入れ先があるから。
でも私が入院したら、母を受け入れてくれるところはないから。
私も母もどうか感染しないように気をつけないと。
 
どうかどうかコロナが1日も早く終息しますように。