映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の公開に合わせて、先週『キングダム』が金曜ロードショーでテレビ放送されました。
私は以前に放送された時に観たのですが、その時にブログに記させていただきました。
皆様のコメントから、漫画から見てらっしゃる方、漫画もアニメも見ていないけど映画は素晴らしかったという方…と、皆様が『キングダム』に魅了されていることがわかりました。
共感できた気持ちになり、私はとてもとても嬉しかったです。
私がウン十年前に『ベルサイユのばら』で、フランス革命を知ったように、漫画で史実について興味でる場合がよくあります。
漫画やアニメ、侮る勿かれ!
そしてゲームも!
私はゲームはしませんけど。
目次
春秋戦国時代
『キングダム』は、古代中国の紀元前3世紀、500年の争乱が続く春秋戦国時代末期における、戦国七雄の戦争を背景とした作品です。
中国史上初めて天下統一を果たした始皇帝と、それを支えた武将李信が主人公です。
『キングダム』の舞台、中国における春秋戦国時代とはどのような時代なのでしょうか。
春秋戦国時代の変化と発展
春秋戦国時代には幾つかの重大な変化が生じています。
農業、手工業の発展
国家形態の変遷、身分制度の崩壊、下剋上現象、士人の
農業、手工業の飛躍的発展です。
とくに農業生産力の向上は、社会のあり方に深刻な影響を及ぼしました。
鉄器の普及と貨幣の流通
孔子をはじめとして、生産から遊離した学者や思想家が輩出しえたのもその一例ですが、こうした生産力の拡大を導いたのが鉄器の普及でした。
鉄器は生産用具としての必需品でしたから、その生産で巨富を手にする製鉄業者が現れる一方で、広範な売買を通じて、商業と貨幣経済の発達を促進します。
文字の庶民化
貨幣には文字が鋳込んであったから、文字は民衆の目にも日常的に触れるようになります。
王や一部の貴族たちが使用していた文字が、庶民のレベルまでに一般化したのです。
文字の普及は当然、思想の解放にもつながったのでしょう。
春秋後期から戦国時代にかけて、いわゆる諸子百家が登場し、思想の黄金時代を迎えるための条件はこうして整えられていったのです。
戦国の七雄
鉄製農具は農村の構造を一変します。
この過程で生まれたのが一部の地主と、かっての集団労働から家族労働へと形態をあらためた、多くの自作農です。
そして、彼らを基盤として強力な権力をうち立てたのが、「戦国の七雄」とよばれる七つの強国です。
斉、韓、魏、趙、燕、楚、秦の各国で、『キングダム』の舞台は、秦になります。
参考文献⤵
紀元前3世紀、その頃日本は
紀元前3世紀、日本は弥生時代。
古墳時代に先立って、方丘墓と円丘墓がありました。
北海道は続縄文時代でした。
『キングダム』は以前に観ていましたから、金曜ロードショーでは観ていなかったのですが、こうしてブログに投稿するためにあれこれ調べていたら、また観たくなりました。
Amazonプライムで観ることにします。