ショートスティだったり、祭日だったりして、しばらく訪問リハビリを休んでいました。
昨日は4週間ぶりの訪問リハビリでした。
この1か月…というか、最近2週間ですっかり弱ってしまった母ですから、その様子に担当の理学療法士さんはびっくりされていました。
しかしスラリと長身の理学療法士さんに支えられると、母は歩くのです。
おばあちゃん、最近は立ち上がることすらヨロヨロだったのに、歩けたね!
そして理学療法士さんに、母の腹筋がひどく弱っていることを指摘されました。
腹筋がないことで、顔がうつむき加減になり、喉が弱くなって、誤嚥性肺炎に繋がる恐れがあるとのこと。
でも96歳の母に筋トレをやらせて腹筋をつけさせることは非現実的です。
理学療法士さんに教わった96歳のための腹筋強化筋トレは。
私と母が向かい合って。
私の右手と母の左手、私の左手と母の右手を合わせて、ちょっと力を入れて押し合います。
それだけです。
椅子にもたれかかってやってはダメです。
椅子から背中を離して、手のひらで押し合うのです。
それが96歳の筋トレ。
これを20回はやったでしょうか。
合間にジュースを飲んで休憩しながら。
結局、高齢になると猫背になってしまうのは、腹筋が衰えるからなのです。
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私はジムに毎日通って、毎日運動することを自分に課しています。
これからは母のために「手のひら合わせ」を毎日しようと決意したのでした。
わずか数分でもいい。毎日数回ずつ。
「小さな習慣」です。
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