「待ちぼうけ」という唄をご存じでしょうか。
「まちぶせ」じゃないですよ。石川ひとみさんですね。三木聖子さんも歌ってました。
リンク
「待つわ」はあみんです。
リンク
「まちぶせ」も「待つわ」も大好きな曲です。
でも東洋史の授業の時間に先生がお話されたのは、「待ちぼうけ」です。
「♬待ちぼうけ、待ちぼうけ~」という唄で、聞いたことある方は多いと思います。
YouTubeで検索すると、童謡という位置づけでありますが、立派な歌手の方が歌われると音楽的な旋律になります。
歌詞の内容としては、以下のようになります。
■待ちぼうけ■
宋の時代、農民の畑の隅みに切り株があり、ある日そこにうさぎがぶつかり、首の骨を折って死んだ。
獲物を持ちかえってごちそうを食べた農民は、それに味をしめ、次の日からは仕事そっちのけで、またうさぎがこないかと待っていたが、二度と来なかった。
そのために作物は実らず、その農民はみんなの笑いものになった。
「ウサギね。」
「えぇ、ウサギです。」
ここから守株という成句ができました。
本来は古い習慣に確執し、全く進歩がないこと。また、臨機応変の能力がないことの意味である。偶然の幸運を当てにして時間を無駄に過ごすなということ。Wikipediaより引用
楽をして金儲けをしようと思うなという解釈ですね。
「待ちぼうけ」というタイトル、そして北原白秋作詞ということで、「友達を待っていたけど来なかった」といった子供のお話かと思いましたら、違いました。
大正13(1924)年に満州唱歌の1つとして発表されました。
食べられたウサギさん、かわいそうね。
確かにね。
95歳の母も、戦争中(戦後?)にうさぎを食したそうです。
うさぎとは知らずに食べたそうですが、鶏肉よりもっと美味しかったと言っていました。
で、東洋史の授業で、この「待ちぼうけ」についてどのような考察があったかというと。
「この逸話、おかしいです。そうでしょ。なぜ畑に切り株があるのです。切り株というのは、畑を作る時点で、きれいに取り除いておくものです。畑に切り株があることがおかしいのです。」
先生、ツッコミどころはそこですか?
東洋史の授業が難しすぎて、こういった脱線的な内容しか頭に入ってこないBettyなのでした(@_@)
これ、絶対に単位とれないべ。