私は食事後、すごく眠くなります。
とくに昼食の後です。
年齢を重ねるにつれてその症状がひどくなってきました。
これは「食後高血糖」が起こっているのではないかと思っています。
目次
食後高血糖とは
加齢とともに糖尿病を発症しやすく、特に食後血糖値が上昇しやすくなります。
食後高血糖は心筋梗塞など合併症のリスクを高めるとも聞きます。
糖尿病を進展させるだけでなく、動脈硬化の進行を早めるのですね。
健康な人は、食後の血糖値が140mg/dLを超えることはほとんどなく、2~3時間以内に空腹時の値に戻ります。
確かに私は食後眠くなりますが、1時間後くらいにはその眠気が消えてますね。
インスリンの分泌や働きに異常があると、食後の血糖値が急上昇し、元のレベルに戻るのに時間がかかる「食後高血糖」となるわけです。
食後高血糖は糖尿病と診断される前の段階から現れ、そのままにしていると糖尿病へと進展する可能性があります。
私の数値、母の数値
私の数値です。
ずいぶん昔の健康診断ですが。
ついでに95歳の母の数値です。
血糖(Glu)が106mg/dLです。
正常値ですね。
近い血縁関係に糖尿病を持っている人はいません。
生活習慣の見直し
食後高血糖を意識して、食事療法と運動療法で生活習慣の改善を行うと。
食事療法
食事療法ではバランスのとれたメニュー作りを心がけます。
朝食でしたら、「ご飯」「納豆」「味噌汁(野菜たっぷり)」で十分です。
食後の血糖上昇をゆるやかにするために消化吸収に時間のかかる野菜から食べる、十分に噛んで食べる、などの食べ方の工夫が必要です。
適度な運動
食後に軽い運動を行うことも食後血糖値を低下させるのに有効です。
え?食べてすぐに運動してもいいの?
無理のない程度に運動を行えばいいのです。
習慣にしましょう。
食事の順番、野菜から食べる方がよいというのはダイエットでも言われています。
私はそれを聞いて以来、意識して野菜ファーストの食べ方にしています。