暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

遺言書?エンディングノート?

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母が亡くなり、その後の手続きを進めています。

父は10年以上前に亡くなっており、その時は妹が手続きをすべて担ってくれました。

 

今、子どものいない夫婦も多いかと思います。

そんな夫婦の遺言書の必要性について、調べてみました。

 

目次

 

遺産がすべて配偶者にいくとは限らない

子どものいない夫婦のどちらかが先に亡くなった場合、遺産は配偶者へすべて渡ると思われがちですが、そうとは限りません。

家族関係によっては、亡くなった人の親や兄弟姉妹(甥姪)に遺産が渡る場合もあり、暮らしていた家を失ってしまう場合もあります。

そうなると、遺された配偶者は生活に困ってしまいますよね。

法律では、「法定相続人=相続する人」が定められており、親や兄弟姉妹(甥姪)が存命のときは、配偶者と一緒に相続人になるからです。

 

遺言書があれば

ただ、遺言書があれば、その危険が回避できる可能性があります。

遺言書がない状況で配偶者がすべての財産を相続できる状況は、稀です。

 

遺留分の請求

法定相続人は遺言書によって遺産を取得できない場合、「遺留分」として最低限の遺産を取得できる権利を有しています。

しかし、この遺留分が認められているのは「子どもなどの直系卑属」と「両親などの直系卑属」のみであり、兄弟・姉妹や甥・姪に遺留分を請求する権利はありません。

そのため、子どものいない夫婦が「配偶者にすべての遺産を譲る」といった内容の遺言書を作成したとしても、兄弟・姉妹(甥・姪)から遺留分を請求される心配はなく、配偶者が全ての財産を相続できます。

 

円満で円滑な相続のために遺言書を作成する

遺言書は、子どものいない夫婦だけでなく、作成することによってスムーズに相続が進むことがあります。

  • お世話になった人や孫にも財産を残したい
  • 親族間のトラブルを未然に防ぎたい

などです。

 

法務局の自筆証書遺言書保管制度

遺言書を作成し、法務局で保管することもできます。

  • 遺言者の死亡後、相続人などに遺言書が保管されていることを通知
  • 家庭裁判所での遺言書の検認が不要
  • 手数料3,900円

 

公正証書遺言を利用するより、お手頃価格かしら。

 

エンディングノート

私はエンディングノートを書いています。

 

遺言書を作成する予定はありません。

 

遺言書を作成するほど財産があるわけではありません(笑)

エンディングノートには、自分の出生からの本籍の移動や各種パスワードなどを記しています。

私が亡くなった後に、子どもたちがスムーズに手続きできるように。😓

 

しかし。

 

片付け下手な私は、この間からエンディングノートが見当たらないのであった😓

目につく場所に置いておかないと、私が亡くなった後、子どもたちが見つけられないではないか(笑)

 

 

 

 
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自分が年金をもらう年齢になって、母が亡くなったことで、改めて自分の「終活」を見直しています。