2024年の大河ドラマは、吉高由里子さん演じる紫式部が主人公の『光る君へ』に決まりました。
「光る君」って誰?
光る君、それは光源氏ですね。
誰もが知る「源氏物語」の主人公です。
「源氏物語」は1000年たった現在でも読み継がれている世界でも類をみないベストセラーです。
光源氏は、架空の人物です。
「光る君」、つまり光源氏のモデルいるの?
はい。
当然大河ドラマ『光る君へ』にも藤原道長が出てくることでしょう。
私は以前、大河ドラマで藤原道長を主人公にするならば、藤原竜也さんに演じてほしいと希望しました。
目次
藤原道長、イケイケドンドン
天皇よりも強い権力を持ち、朝廷を自由自在に操ったのです。
一条天皇と娘の
ほかのふたりの娘も天皇に嫁がせて権力を拡大させます。
言うことをきかない三条天皇は退位させ、かわりに自分の孫をわずか9歳で後一条天皇として即位させます。
「俺様」道長の数々の事件
23歳の時
友達が役人採用試験に不合格になったので、道長は試験官をさらって自宅に監禁しました。「あいつを合格させろ」とおどしたのです。
48歳の時
妻のおでかけ準備に時間がかかったというしょうもない理由で、貴族ふたりを自宅の小屋に監禁します。
52歳の時
自宅の庭に置く大岩を運ぶために平安京をブチ壊します。
ナルシスト道長
娘の
道長が寛仁2(1018)年10月16日に詠んだ歌です。
「この世をば わが世とぞ思ふ
望月の欠けたることも なしと思へば」
現代語訳:あの満月みたいに俺の人生完璧だわ~~~
しかし、この直後、道長は病気で倒れます。
贅沢なごちそうを食べすぎて、糖尿病になったという説も。