暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「どうする家康」最終回

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NHK大河ドラマ「どうする家康」が12月17日最終回でした。

徳川家康

私は1年間とても楽しめました。

 

この先「どうする家康」のネタバレがあります。

ご注意ください。

目次

 

時間拡大した最終回。

わざわざ時間拡大しなくてもよかったのではないでしょうか。

真田幸村の活躍、北川景子さん演じる淀殿の壮絶な最期、そして小栗旬さん演じる南光坊天海が家康の武勇伝を編纂し、寺島しのぶさん演じる春日局が竹千代に「神の君」の素晴らしさを語る…それで終了で十分満足でしたけど。

 

最後の最後、ほんの数秒でしたが、家康と築山殿が語らう遠くに、東京タワーやビルがそびえ立つ現代の東京がほんのり映る演出は素晴らしかったです。

 

鯉の話し

「最終回」の後半の「鯉」の話し。

これはどうかしら。

私個人の感想ですが、時間割きすぎだったような気がしました。

画像はphotoACのフリー素材画像より

「鯉」の話しは、徳川家康の息子信康と織田信長の娘徳姫との婚礼の日のお話。

家康の回想形式で描かれます。

信康と徳姫の娘は本多忠政に嫁いでおり、その息子は千姫と結婚します。

その血縁が江戸幕府最後の将軍徳川慶喜へと繋がります。

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徳川家康の死因は胃ガンではないかというのが有力説ですが、なかには鯛の天ぷらを食べてから具合が悪くなったという説があります。

鯉じゃなく、鯛ね。

 

千姫のその後

「どうする家康」では千姫が頑張っていました。

千姫は、ドラマの中で夫秀頼と淀殿の助命嘆願が聞き入れてもらえませんでしたが、史実ではその後、秀頼の娘天秀尼(秀頼と側室の娘)が処刑されそうになった際にも体を張って必死の助命を行い、その結果天秀尼は助けられたとされています。

 

千姫の晩年は弟家光(江戸幕府三代将軍)との関係も良好で、身内の世話を焼き、大奥でも権力をもち、きちんと役目をはたしていたようです。

 

千姫の逸話

昭和の頃、千姫にはいろいろな逸話が残っていました。

 

千姫の再婚

大阪夏の陣の際には、家康が「千を助けた者を千の婿にする!」と言い放ち、それを真に受けた老武将坂崎直盛は千姫を助けたものの、千姫は「こんなジジィ嫌だ。それに火傷した顔が醜い!(千姫を救出する際に負傷したとか)」とわがままを言って、イケメンの本多忠刻に嫁いだとか。

一説によると、直盛は千姫を救出したといっても、豊臣方からの意向で大坂城から脱出した千姫を家康の本陣まで送りとどけただけ。

それだけで千姫と結婚するなんて(諸代大名ではない直盛とはかなりの身分違い)図々しいというもの。

直盛は、千姫と結婚できなかったことを逆恨みし、千姫の再婚を妨害しようとしたものの、それが原因で坂崎家の所領は没収され断絶となったと言われています。

 

吉田御殿

千姫が晩年、「吉田御殿」にて夜な夜な美男子を招き入れては殺すという逸話は、錦絵や浪曲にもなりましたが、史実ではありません。

豊臣家や坂崎直盛への同情が生んだ民間伝承です。

この千姫像は昭和時代映画やテレビドラマで知られました。

私の記憶では、ドラマ「大奥」で三原じゅん子さんが酒浸りの千姫を演じられていました。

 

阿茶局

「どうする家康」では、築山殿や徳姫もそうですが、阿茶局もまた今までとは人物像の解釈が違っていて新鮮でした。

しっかり者の男顔負けの働きをする阿茶局

阿茶局は2016年大河ドラマ真田丸」での斉藤由貴さんが印象的でしたが、過去には三林京子さんや篠ひろ子さんが演じていらっしゃいました。

おんな太閤記」の篠ひろ子さん演じる阿茶局は意地悪でした😞

 

 
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ひとつひとつのエピソードをじっくり描く形で1年間楽しめた「どうする家康」

長寿であった徳川家康の一生を駆け足で語るのとはまた違った大河ドラマでした。