昨年、母が亡くなりました。
相続手続きは早めに手をつけていましたが、それでもすべて終了するまで3か月かかりました。
まったくのシロウトである私が手続きするのですから大変でした。
ネットで私なりに調べたり、妹が相続セミナーに参加したり無料相談を利用して調べてくれました。
妹は、母が亡くなる前に相続セミナーに参加したのですが、それは生命保険会社が無料で開催していたのです。
無料で開催してくれるなんて、ありがたいわね~、おまけに「お姉さんの分もパンフレット差し上げますね。」なんて言ってくれて私の分までパンフレットくださって、なんて親切なんでしょう…と思っていたのですが。
向こうも商売ですからね。
セミナーの最後には、500万円の米ドル国債を勧められたそうです(笑)
「今金利が4%だから、20年後には1000万円になりますよ!」と進められたとか。
そんなお金どこにあるんですか💴
20年後は80代だよ。生きているかどうかもわからない。
妹は、今、義父の独り暮らしについての問題を抱えています。
義父が独りで住んでいる住居を売って、そのお金で施設で暮らす計画を考えていますが、少し認知症状がある義父所有の家を売却できるのかどうか。
そんな話しを税理士さんに無料相談したようです。
税理士さんに「家族信託」という制度を勧められたそうですが、家族信託の契約書を書くのをプロに頼むと330,000円~と案内されたそうで、その金額にびっくりしました。
遺言書を公正証書にするための、手続きを含めた作成サポート料金が税込で165,000円にもびっくりしたけど。
古い家の売却、たいした額ではない預貯金のための遺言書、いずれもその手続きをプロに頼むと高額な手数料がかかるのですね。
友人は相続税対策を無料相談で相談したら、「(親の遺産は)あなたが稼いだお金じゃないんでしょ?きちんと税金払いなさい。」と言われたそうです。
それな!
営業っぽいこと言われましたが、それでも妹は「いろいろ役に立つことを教えてもらえた。税理士さんなのに、義父の介護のことまで相談にのってもらえたわ。」と喜んでいました。