暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「EMERGENCY CALL(エマージェンシーコール)」を見て

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思わぬ事件や事故、ケガや病に見舞われたとき…24時間365日、どんなときも応答してくれる緊急通報の指令室にカメラが密着するノンフィクション番組「エマージェンシーコール」

先日NHKで放送された「エマージェンシーコール」を2夜にわたって視聴しました。

現在はNHKオンデマンドで視聴することができます。

緊急通報を受けるオペレーターと、通報者の会話だけで描く番組です。

今回は大阪と仙台と福岡。

「119です。火事ですか?救急ですか?」

 

 

緊急で命に関わるCALLが入ってくることもあるのに、その119番通報に認知症であるとか精神疾患のあるパニック状態の人から電話がかかってくる。

聞いていると切ないほどに切羽詰まっている様子もわかりますが、それに対応するスタッフさんの大変なこと。

 

1日に何度もかけてくる方もいる。そのパニック状態の奥さんを横に、旦那さんが「すみません、お忙しいのに何回もかけて。」と。「救急車はいりません。私が走ります。」

奥さんは認知症なのか?精神疾患なのか?介護されている旦那さんは大変だろうな。

 

「いったい税金は何に使っているんですか!?」と怒り口調でかけてくる女性。スタッフさんは冷静に「これは緊急の電話ですから。管轄が違います。」と対応。

「公園にヘビがいる!怖い!」と電話してくる女性。「けが人はいませんね?それでは救急車は出動できません。近づかないように気をつけてね。」と対応。

「ヘリコプターが飛んでるんですけど、何なんですか?」という質問。

「あの、フィリピンの人と結婚しようと思ってね。僕年金もらってるから、結婚申し込もうと思ってね、ハハハ。」とかけてきた高齢の人には、スタッフさんは迷惑そうな顔をしながらも「はい、お幸せにね。」と声をかけて電話を切る。

 

英語で119番通報してくる方もいて、そういった場合で通訳サービスを通じて事情を聞くことができます。電話をしてきたのは男性で妊娠初期の奥様が出血したということで、タクシーの中からの電話でした。タクシーの運転手さんが日本人ですので、日本語で話しが通じました。

「妊娠してて、大量出血して…」という妊娠38週の女性もいました。

「妊娠してるんですが、たぶん7か月か8か月。お腹が痛くて。今まで1回も健診行ってなくて。保険も入れてなくて。」という20歳の女性。

私の二女は予定日1か月前に出血しましたし、長女は陣痛がきているのに電車に乗って病院に行った強者で、妊娠に関わる119番通報は、他人事とは思えず視聴しながらドキドキしました。

 

「息子が殴られて倒れている。動かない。」と泣いて電話してくるお母さん。お父さんが17歳の息子さんを殴ったようです。暴れて、頭も体も全身殴られたそうですが意識はあるとのこと。「お母さんは大丈夫?」とお母さんを心配しながら、救急車を出動させるスタッフさん。

 

ホテルの中から、2歳の女の子が熱湯のカップ麺をお腹にこぼしたと、パニックになっているお母さんの電話。

パニックになりながら、女の子に水をかけているお母さんの声と女の子の泣き声に、私も涙が出てきました。

 

どうか、17歳の息子さんも2歳の女の子も、大変なことになりませんように。

 

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私が住んでいる地域は高齢者が多く、救急車がよく停まっています。

サイレンが鳴ると心配になります。

97歳で亡くなった母と同居している時、救急車のお世話になったことはありませんが、母は独り暮らしの頃(80代)、郵便局に行った時に郵便局の前で転んでしまって動けなくなったことがあります。

それでも母は「大丈夫です。」と断ったのですが、心配した局員さんが救急車を呼んでくださったそうです。

結果、なんともなかったのだけど、郵便局員さんも80代のおばあさんが転んで動けなくなったらびっくりしますよね。

 

 

 

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