今日は4月1日。
入社式を行った企業も多いでしょう。
「紅麹」サプリ摂取で被害の出た小林製薬では入社式を中止したそうです。
新入社員は、グループ会社を含め81人。
被害に遭われた方は本当にお気の毒ですし、社会への希望を持って入社を決意された新入社員の方もお気の毒です。
新4年生は、就活の真っ最中でしょうか。
かって採用の現場では学歴が重視されていましたが、2000年頃にSONYが始めた革新的な採用方法を皮切りに、学歴ではなく「人物」を重視する採用にシフトしていました。
学歴偏重社会に風穴を開けたのがSONYだったのです。
たとえばエントリーシートに大学を書かせないのです。
白紙1枚のエントリーシートには「この紙面にあなた自身を自由に表現してください」と書かれていました。
ウォークマンなどの画期的な新製品を生み出し、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の勢いがあったSONYならではの革新的な採用手法です。
しかし、最近では採用の様相が社会全体で学歴偏重に回帰しつつあるとか。
少子高齢社会が到来したことで、大学全入時代になったことが大きく影響しています。
入社試験で基礎学力を測るようなことはあまり行われなくなりましたが、人間性のリスクを回避する動きを学歴に頼っているところが増えているようです。
人手不足が叫ばれているにもかかわらず、希望どおりの職に就けず、非正規雇用として働く人は少なくありません。
遅くまで残業して、帰宅途中、家の近くのスーパーがまだ開いていたらホッとして買い物して帰ることありますよね。
そのスーパーの現場で働いている多くは非正規雇用の人たちです。
私も結婚後長く非正規雇用で働いてきました。
今、専業主婦のいる世帯は圧倒的少数で、2021年で片働き世帯は23.1%にすぎません。
夫ひとりが大黒柱だった時代は終わりました。
ただ、働く女性であっても、非正規であれば、社会的地位は低く、それでいて「しょせん主婦のパートだろ」と、家事負担を強いる男性も多い。
「就活」をしている方々。
どうか、良い結果が得られますように。
今日のタイトルはAIさんにつけてもらいました。就活の応援のような記事にしたかったのに、いつのまにか非正規雇用の愚痴になってしまって、自分でもわけがわからなくなったからです。