まずは大雨の被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
ここ数日、雨降りの日が多いです☔
とくに昨日は、電車が不通になるほどの大雨でした。
梅雨時、雨は降ってなくても、空はどんよりしています。
目次
ドンヨリ空と憂鬱
先日のNHK番組『チコちゃんに叱られる!』で、「ドンヨリ空と憂鬱」を検証していました。
晴れの日に活動し、雨や曇りの日に休息する人間の方が子孫を残すことができるそうです。生存競争に勝ち残りやすいのです。
空がドンヨリの日は、頭も心もリラックスモードなのに、18世紀後半の産業革命以前の漁業や農業の時代と違って、お天気に関係なく働かなければならない現代の人間は、憂鬱な気分になるのだそうです。
物を盗まれた?
母が先日久しぶりに雨の中ディケアサービスに行ってきました。
先月はずっとショートスティを利用していたため、ディケアサービスはお休みしていたのです。
☔雨降りともドンヨリ空とも全く関係がないと思うのですが、母は帰宅してから憂鬱な顔をして言いました。
「ディケアサービスに行った時にね、物を盗まれたのよ。」
認知症アルアルです。
物がなくなった時、見当たらない時、自分がなくしたのではなく、誰かに盗まれたのだと思い込むのです。
母「盗まれたって、スタッフさんに言ってもよかったんだけど、私は誰にも言わなかったわ。大騒ぎになっちゃうでしょう。我慢したのよ。」
そうか、誰にも言わなかったのか。ホントかな?
それはひと安心。
盗難騒ぎはみんなが嫌な気持ちになりますからね。
私「で、何を盗まれたの?」
母「それがわからないのよ。」
「はい?何を盗まれたかわからない?」
何を盗まれたのかわからないのに、盗まれたと思い込んでいる不思議ちゃんの母なのでした。
94歳の母「今が1番幸せ」
先月、ショートスティが続いたせいか、こういった母のせん妄がいろいろおこっています。
今はやり過ごして、リラックスして過ごせるように、部屋の中では好きな音楽を流すようにしています。
📺テレビでずっとYouTubeの音楽を流しています。
また、母が語る昔話に、なるべく熱心に聞いてあげる(フリ?)ようにしています。
時には長女とふたりで「それで?」「へぇ、それは知らなかった。」などと相槌をうちながら。
母は嬉しそうに夢中で語ります。
子供の頃の話が好きな母。
そんな母も「今が1番幸せよ。贅沢はできないけど、年金はもらえるし、空襲警報鳴らないし。」と言います。
戦争を経験した母にすれば、コロナ禍の今も平和に感じられるのでしょうね。
私は明日からまた二女の家に行くから、母はまたまたショートスティです(笑)
せん妄はどうなるかな❓