今クールのドラマ、「きのう何食べた?」を始め、あれやこれや見ていたのですが、私は年齢と共に濃いドラマにだんだんついていけなくなりました。
深夜ドラマ系の軽~いドラマに癒されます。
そんな中「天狗の台所」は田舎の古民家暮らしで、美味しいごはんが主役という、私好みの「どストライク」のドラマでした。
以下ネタバレあります。
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目次
年齢の離れた兄弟
主演の駒木根葵汰さん、天狗の末裔である基 役が見事にハマって、佇まいが素晴らしいです。
で、その弟オンがまたいい。
最初、生意気で反抗的な態度をとっていたオンの成長が楽しい。
私の好きな場面のひとつ、オンが初めて基を「兄ちゃん」と呼ぶ場面には見ている私も思わずにっこり。
喧嘩をした基とオンが、息のあった連携プレーで炒飯を作ったり。
ニューヨークを恋しがり、「ピザ食べたい」と友人と話しているオンのために、畑の春野菜でピザをつくる基。
ニューヨークから訪ねてきた両親に喜ぶオン。
パパが作る目玉焼き
当たり前のように家族のために朝食の準備をする父親(原田泰造さん演)が素敵だ。
日本の田舎で暮らす兄弟ですが、2人は生まれも育ちもニューヨーク。
サニーサイドアップは卵の片面だけを焼く目玉焼き。表面は火が通っていません。
オーバーイージー(サニーサイドダウン)は両面焼きの目玉焼きですが、黄身はトロっとしています。
目玉焼きのそんなおしゃれな言い方、初めて知りました。
普段私が作る目玉焼きはサニーサイドアップ(片面焼き)です。
オーバーイージー(両面焼き)作ってみましたが。
見た目は今ひとつ。
でも黄身はトロ~リ半熟にできまして、美味しかったです。
クォリティの高いドラマ
1年をとおしての基とオンの隠遁生活を描いたドラマですが、撮影は夏休みを利用して一挙に進められたとか。
映像の技術もあるのでしょうけど、四季を通しての風景が素晴らしかったです。
最終回で15歳になったオンの成長した続編もぜひ見たいものです。
オンが作ったスパイシーカレー美味しそうでした。