近所のスーパーで六花亭のお菓子を売っていました。
母の日限定バージョンです。
クッキーの積み合わせ。
「雪やこんこ」大好きです。
母の日の特別パッケージになっていますね。
北海道には、詰め合わせのお菓子ギフトがよくあります。
六花亭では、詰め合わせ用の空容器を販売していて、自由に中身を選べる詰め合わせギフトもあります。
でも「詰め合わせ」というのが、品がないとか詰め込んだとかという印象で嫌う方も多いのだと、スーパーのサービスカウンターで働く友人が言っていました。
道産子は、ちょっとずつ違う味を楽しむ詰め合わせ大好きですよ♥
北海道を代表するお菓子の老舗「六花亭」
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今日のNHK朝ドラ「なつぞら」で、安田顕さん演じる和菓子の店主が「バターを使ったお菓子を作りたい。」と試作品をお客さんに提供していました。
その試作品を入れた容器が、「六花亭」のマルセイバターサンドのパッケージにとてもよく似ていました。
安田顕さん演じる小畑雪之助と「六花亭」創業者である小田豊四郎氏、「小畑」「小田」と名前が近いですね。
「なつぞら」に出てくる和菓子屋「雪月」は「六花亭」がモデルなのでしょうか。
でも店名は「雪月」ですから、「柳月」と名前が近いです。
六花亭は、「千秋庵」が発祥です。
「千秋庵」は1860年に秋田県出身の藩士・佐々木吉兵衛が現在の函館市で創業したお菓子屋です。北海道人なら誰でも知っています。
札幌千秋庵の創業者岡部武二の弟である岡部勇吉が、帯広に「札幌千秋庵帯広支店」を創業、その甥が小田豊四郎です。
小田豊四郎は酪農を生かした洋菓子を開発するようになりました。
その代表が1963年発売のマドレーヌ「大平源」です。
その後「六花亭」への改名記念で発売したのが「マルセイバターサンド」でした。1977年のことです。
1980年代、私が札幌市で旅行関係の仕事に就いていた頃のことです。
北海道外のお客様からお問い合わせがありました。
おそらくビジネスマンだと思います。
「飛行機の中で出された北海道のお菓子がとても美味しかった。名前が思い出せない。もう1度食べたいのだが、どこの店のお菓子なのかわからないだろうか。」
そんなもん、わかるかい!私の仕事と関係ないやんけ!
・・・などとは言わず、お客様の記憶を引きだしてみると。
で、ピンときました。
「あぁ、それなら『六花亭』ですね。」
当時はインターネット販売もなかったはず。
そのお客様、また北海道にいらした時に購入したのかなぁ。
同じく1980年代。
当時北陸に住んでいた私の両親が北海道に遊びに来ました。
ふたりでお土産を買いに、丸井今井の地下でいろいろとお菓子を眺めていました。
その地下で、ひときわ混みあっていたのが「六花亭」の店舗でした。
その人混みに惹かれて、父と母はお菓子を選びました。
購入したのは「六花亭」のシフォンケーキ。(六花亭では「シーフォームケーキ」といいます)
そう。
1980年代、北海道外では「六花亭」の知名度はまだまだだったのです。
残念ながら、今現在も「六花亭」の店舗は北海道のみです。
その他の地域では、物産展などで購入するか通信販売になります。
「なつぞら」のお菓子屋さん「雪月」のモデルは「六花亭」+「柳月」ってことにしておきましょうか。
私は「六花亭」も「柳月」も大好きです。
「柳月」の方がちょっとコスパいいかな。
「千秋庵」もそうですが、北海道のお菓子って、和菓子なのか洋菓子なのかよくわからない商品がたくさんあります。
十勝産の小豆は美味しい。
でもバターだって牛乳だって美味しいんだもの。
VIVA!北海道!