昨日の夜8時。
自分の部屋にいた私に母がちょっと怒った声で言いに来た。
「ちょっと!アンタどうしちゃったのよ!?私のご飯はどうなってるの!?」
母は夕飯を5時半頃に食べたのですが、すっかり忘れています。
もう慣れっこです。
母が食べ終わった後の食器はなるべくギリギリまで片づけないようにしているのですが、昨日は夜8時には、半分だけすでに片づけていて、テーブルには☕お茶のカップくらいしか残ってなかった。
でもまぁなんとか説明して納得したのだけど、その1分後にはまた「私はご飯食べてない」と言い続けます。
その間にハナさんがチーしたりして、トイレなど洗っている私の後ろを母はつけてきて「ご飯は?」「ご飯は?」と言い続けます。
「トイレ、早く洗って~」
何度「もう食べたよ」と言っても「あ、そうだったわね。」と納得した1分後に「私のご飯は?」と問い詰めるエンドレスな会話がしばらく続いていたところへ、長女が仕事から帰宅しました。
👧「ただいまぁ~。職場でお菓子もらってきたよ~。」
夜遅いけど、母に「治一郎のバームクーヘンよ。おかあさん、好きだったよね。今少し食べようか。」と誘うと、母「食べるわ。」と言うのでお茶を淹れました。
母はあっという間に、4個入りの袋のうち3個を平らげ「もうお腹いっぱいになったわ。」と言います。
そして「夕飯食べたのよね。脳は忘れているけど、お腹が覚えているわ。お腹がいっぱいなの。」だって(笑)
認知症の場合、満腹中枢の機能が働かなくなり、満腹感が感じられずに「ご飯食べてない」となるらしいですが、母はエピソード記憶障害のみで満腹中枢は健在だったのか?
どちらにしろ、夕食とっているのにバームクーヘン3つも食べられる94歳はまだまだ元気だということで良しとしよう。
残ったひとつは私がいただきました。
遅い時間にバームクーヘンなんか食べちゃって、ダイエットが足踏み状態の私です😓