平成のあの頃、月曜日はOLが残業せずにさっさと帰宅したとまで言われた名作ドラマ。
「カ~ンチ♡」の鈴木保奈美さんが可愛かった『東京ラブストーリー』
お洒落なお店にファッション、地方にしか住んだことのない私は「東京ってこんなにスマートに暮らしてるんだなぁ。」と羨望の目で見ていました。
第1話から「違うんじゃね?」と思いながら、ダラダラと第4話までつけっ放しで見ていました。
でもとうとう脱落。
ダメだ…
主役男性陣は良い演技をしていらしたし、令和バージョンでSNSやスマホなどがふんだんに使われていました。
「鈴木保奈美とイメージが違う」とか「非現実的」とか批判がある中で、「感動した」「鈴木保奈美が原作と違うのであって、原作のリカは令和版の方が近い」と肯定的な意見もかなりあるようです。
でも私は脱落しました。
キャスト云々ではなく、物語に共感できませんでした。
あの頃って、あんなんだったかな?
主人公カンチとリカが勤めている会社が何やってる会社なんだか、仕事に駆けずり回ってる様子なし。
医学生の三上は、実習や勉強に苦労してる様子なし。
保育園に勤めるさとみは、園児を寝かしつけながら、仕事中に同僚といつも恋バナ。
一生懸命に仕事しているとか生活してるとかの様子はほとんどなく、とにかく恋愛、恋愛、恋愛。
好きだけど、離れたり。
あっちが好きだけど、こっちも手放したくないとか。
どっちが好きなのか自分でもわからないとか。
えぇ~い、もどかしいわ!
NHK朝ドラ『エール』でやってた、すれ違い恋愛の『君の名は』(アニメじゃないよ)も現代に放送しても夢中で観る人は少ないと思う。
時代が変われば、視聴者の好みはもちろん大きく変わる。
『東京ラブストーリー』のバブリーな頃は、自分探しとか生きるのが精いっぱいとかではなく、頭の中恋愛でいっぱいだったかしら?
『東京ラブストーリー』が放送された1991年は、私はすでに長男を出産した後でしたから、頭の中は育児でいっぱいでしたけどね(笑)
令和版の『東京ラブストーリー』もいいけど、どうせなら50歳になったカンチやリカを見たいかな。