以前西園フミコさんのエッセイ漫画『ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話』を読みました。
西園フミコさんのご祖父母様(こじらせじいさんと姫ばあさん)の家がゴミ屋敷になってしまい、その片づけをパートナーズさんに依頼してきれいに片づけてもらった話です。

それで「ゴミ屋敷専門パートナーズ」という社名を知りました。
YouTubeに時々作業の様子をアップしていらっしゃいます。
目次
ゴミ屋敷の片づけ現場
そのパートナーズさんの現場での体験がエッセイ漫画になりました。

エピソードのすべてが実話ベースです。
ゴミ屋敷にしてしまうのは、それぞれの事情によるもの。
忙しさや心の痛み、孤独感、そして「恥ずかしい」という思い。
他人事ではありません。
片づけ下手から汚部屋へ、そしてゴミ屋敷に。
いつの間にかその不自然な環境に「慣れ」てしまう恐ろしさ。
実家がゴミ屋敷
自分が知らないうちに実家がゴミ屋敷になってしまい、そのことを親が施設に入る時になって知ったご依頼者様が「もっと(実家に)帰ってやりゃあよかったなぁ…」と涙する場面がありました。
その親御さんは寂しさからか猫さんを15匹も飼っていたのですが、猫たちは飼い主のいない部屋で生き延びていました。
パートナーズさんではペットの保護はできないそうですが、片づけ後すべて引き取り手がみつかったそうです。
うち2匹はご依頼者様がもらい受けました😼😸
この様子はYouTubeでも配信されています。猫ちゃんが見つかるたびに(押入れとか戸棚とか穴のあいた天井とか)私はその懸命に生きている姿に涙目になりました。
スタッフさんが「こちらにも(猫さんが)いらっしゃいますね。」と猫ちゃんに敬語を使っていることにやさしさを感じました。
天井裏からじ~~っと片づけの様子を見ている猫さんとか可愛い(笑)
「モノ」以上に猫の糞尿や猫毛のために掃除が大変でした。
真夏の掃除で猫毛が舞いあがりそれが顔にくっつくそうです。
たった1ニャンしかいない我が家も猫毛には悩まされていますから、そのご苦労は大変だったと思います。

『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』
草彅剛さん主演のドラマ『終幕のロンドーもう二度と、会えないあなたにー』を見ました。
主人公は、妻の死をきっかけに遺品整理の会社に勤める父子家庭の父親。
第1話の吉村界人さん、よかったです。
親子関係がうまくいっていなかった親の遺品整理については、以前NHK『仕事の流儀』で実話をとりあげていました。
『星降る夜に』もそうでしたが、遺品整理士という今まで知られていなかった職業がメディアやドラマに取り上げられて嬉しいです。
ドラマ『終幕のロンドーもう二度と、会えないあなたにー』の子役永瀬矢紘くん、大きくなりましたね。
『虎に翼』の弟くん撮影時から2年弱くらいかなぁ。
『0.5の男』の演技も素晴らしかった。

